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ふと浮かんだ言葉を残していきます。
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#毎日更新

【詩】宴

終わってしまう終わってしまう 楽しい楽しい時があっという間に ひとときの笑いと語らいは …

天鳥そら
4年前
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【詩】メガネのあの子

メガネをかけている子をかっこいいと思った 目が悪いから良いことなんてないよ そう言ってい…

天鳥そら
4年前
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【詩】オープン

あなたの言っていることは正しい 一般的だし常識です 誰もが賛成するかもしれません あなた…

天鳥そら
4年前
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【詩】

ひと雨ふって青色に ひと雨ふって紫色に ひと雨ふって赤色に ひと雨ふって緑色に ひと雨ふ…

天鳥そら
5年前
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【詩】大きくなる貯金箱

真っ赤なポストです 四角じゃなくてずんどうで 筒のようなカタチです それほど大きくありま…

天鳥そら
5年前
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【詩】まわるこい

小さなお池の真ん中で 金色の鯉がいっぴき 黒色の鯉がにひき わっかになってぐるぐるぐるぐ…

天鳥そら
5年前
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【詩】染まらない

手渡されたばかりの真紅の薔薇 赤く赤く咲き誇っていた この世に生を受けたことを喜ぶように 真っ赤な花びらに水滴が落ちて丸いしずくが浮かぶ しずくの中にはたくさんの色や形が躍ってる 日を追うごとに赤の深みが増してくる どの日が境になったのか 赤に黒がまじるようになった 黒が花びらのはしから忍び寄る まるで濃い血の色のよう 緑の葉はしおれても刺がいたい 刺に触れた指を急いで引っ込める 忍び寄る黑に負けまいと 開いていた赤は 遠くから見るとぎょっとするほ

【詩】鬼ごっこ

さいしょは赤ちゃんだった。白い天井を眺めていると真っ黒な影がやってきた。背の高いひとの形…

天鳥そら
5年前
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【詩】おきあがらないときは

おきあがりこぼしってエライ 倒れたらちゃんと自分で起き上がる 指でつつくとぽんっと後ろに…

天鳥そら
5年前
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【詩】どこにもない場所

君にだけに僕の知ってる秘密の場所を教えよう 言われた少女はスマホ片手にせせら笑う 冒険者…

天鳥そら
5年前
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【詩】花びらのおみやげ

あまりにあたたかったので窓をいっぱいに開きました 風がゆるやかにふいて白いカーテンをゆら…

天鳥そら
5年前
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【詩】のんびりさんとせかせかさん

のんびりさんとせかせかさん リズムの違う二人だけど どっちも大事 どっちも必要 せかせか…

天鳥そら
5年前
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【詩】お誘い

風にのってとどいてる 白いレースのカーテンに 光のこたちがやってきて きゃっきゃっと遊ん…

天鳥そら
5年前
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【詩】はじまりの日

さいごに魚がぴょんっとはね 大舞台の上からひらりと軽々おりていく かわりに炎をまとうおひつじが 次は自分だとおどりでた 冬から春に 12の星を巡り歩きて 新たな季節がはじまった おめでとう おめでとう 命あふれるおひつじの ふくれたからだが輝いて 大地に緑があふれだす いきものの かがやきと にぎやかなおとは 春のおとずれをおしえる風が ふいた日からはじまっている ********************************* 春分の日