【読書】いちねんかん

畠中恵さんのしゃばけシリーズ、『いちねんかん』を読んでいます。5話ありますが、2話を読み終わりました。明日か明後日には最後まで読めるといいな。

しゃばけの主人公は、長崎屋の一粒種、大店の跡取り息子一太郎です。とにかく体の弱い若旦那で、しょっちゅう寝込んでまわりをヒヤヒヤさせています。

今回、若旦那の両親が、一年間旅に出ることになり、その間、店を任されることになりました。

しょっちゅう寝付いているばかりの若旦那ですが、商売や店のことについては自分でも考えています。身の回りにいる妖怪たちの力も借りて、両親のいない店を立派に守ろうとしています。

最初の巻から、体の弱い若旦那を心配する両親を見てきていましたので、一年間も若旦那に店を任せるとは!と読み手の私も驚きました。

若旦那に店の心配をさせては大変と、兄やたちが必死に働き利益を上げ若旦那には安心して寝ているようにと言います。

いつも通り妖たちも大活躍のしゃばけですが、貧乏神の金次や屏風のぞきまでが、奉公人として店の方に出てくる様子に思わず笑いました。

若旦那の一年間、続きを読むのが楽しみです。



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