朝だけのメッセージ
寒くなった朝。車のフロントガラスが凍っていました。
午前中は日が差さない駐車場なので、氷もなかなかとけません。
だから、こっそりメッセージを残すことにしました。
爪の先っぽで氷を削り、あなたのためのメッセージ。
あなたは気づくでしょうか。
あなたが気づく前に氷はとけ去ってしまうでしょうか。
それとも、あなたはメッセージに気がつくことなく、氷をとかしてしまうでしょうか。
朝の忙しい時間ですものね。
気がついたのなら儲けもの。
私からのメッセージ。
もし気がついたのなら、返事をあとでくださいな。
『今日のばんごはん、何にする?』
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