誰の道

うらやましいと思っても、相手の人生を歩くわけにはいかず。

誰かに自分の人生を歩いてもらうわけにはないかない。

時に重たくなる荷物を背負って、ただ黙々と道を歩むしかないこともある。

たまに誰かとおしゃべりしながら道歩き、不意に別れてしまうこともある。

目の前にのびていくこの道を、どうして自分は歩んでいるんだろう。

どうして別れたあの人と一緒に歩む道を選ばなかったんだろう。

どうして自分は一緒に行けなかったんだろう。

わきあがる疑問に誰にも答えてもらえず歩んでいく。

果てのない道は、誰かが代わりに歩むことのできない。

自分だけの。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?