暁
薄暗さの向こうに光を思う
夜明け前が一番暗いというけれど、この暗さは永遠に続くんじゃないだろうかと疑問がよぎる
毎日日が昇って沈むサイクルを繰り返している自然の営み
この営みから自分は外れているんじゃないだろうか
やまない雨はないなんて本当はウソで
自分の上だけずっと土砂降りの雨が降り続くのかもしれない
永遠に続けば良いと思う瞬間もあれば
永遠に抜け出せないかもしれないという瞬間もある
早く届いて
向こうのひかり
心待ちにしながら
今日もはじまる
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