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ヒメコブシ

ことしのヒメコブシは凄みがあって、怖いくらいきれいです。
普段の倍ほど、もしかしたらもっとついているかもしれない。
そのほのかな香りもことしばかりは朝目が覚めるとむせるように香っていて、寝ている私の花をくすぐります。

ヒメコブシも桜と同じように一週間ほどの花のいのち。

できるだけ庭に出て、椅子に腰掛けてそばにいるようにしています。
よく観察していると、この花は一つ一つ表情が違っているし、
時間によっても全然雰囲気が違う。

あまりに撮る写真ごとに違うので、庭の写真とは別にアップすることにしました。

それにしても、なぜ、ことしはこんなふうにたくさん花をつけたのだろう、とおもうに、1つ思い当たることが。

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実はこの木の麓には、19歳まで生きた猫タビちゃんが眠っています。
よくバラの花つきを良くするのに「骨粉」を入れたりするのですが、自然、タビがこんなふうに、花になったのかもしれないな、と。
そう思うと、ほんとうに、もうほんのひととき、ここに座っていたいと思うのです。



愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!