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8ヶ月間 守ってきたもの

こんにちは うちゃんです
今日はいつも以上に重たい話をするのでもし苦手な方がいたら
閲覧を控えていただくよう、お願いします







みなさんにとって命ってなんですか?






今回これを書こうとしたのは
同じ経験をした人にひとりじゃないよって
私の経験を少しでも活かせていければ と思い綴ることにしました



2022年6月某日 妊娠発覚

生理が来ないと思い検査薬をしたら陽性
何度検査しても陽性反応 嬉しくてたまらなかった
父親はもちろん 最近別れた彼だ
二人で喜んだ、、


大雨の日のことだった。
警察沙汰になる程の喧嘩をした
喧嘩の内容は本当に馬鹿馬鹿しいほどの内容なのであえて言わない()
「殴っていいか?』と彼は私に問うと殴った うん 殴られた
私も殴った気がする
正直全部を覚えていない
でも雨の中下がコンクリートの道路を引き摺り回されて
髪の毛を引っ張られたりした気がする
私が抵抗をしたりやり返そうとしたりしたからかな
もう死んでもよかった
お腹の赤ちゃん大丈夫かな
まだ妊娠超初期なんだよって心の中で思った

その後のことはよく覚えていない
気づいたら実家にいてたくさんのお巡りさんに囲まれて
ノーパンで警察署に行った()


次の日?くらいに産婦人科に行った
赤ちゃんは無事で元気だった
よかった

私はこの子を命かけてでも守って産んで見せるって
その時心に決めたんだ


彼には喧嘩後堕してもいいし産んでくれても構わないが
一緒には育てない
まあ、産んだらこっちで引き取って育ててもいいし
出産費用くらいは出してあげてもいいよ

そう言われた

頭がおかしくなった

イラつき?

悲しみ?

わからない

なんとも癒えない感情になった

この人は何言ってるの?

正気?

産むのは私で痛い想いをするのも私で
そんなのは男性にはわからない
そう言ったら
そんな自分の考えを押し付けないで(的な事を言われた気がする)

痛みや感情はわからなくても
理解してあげることはできると思うんだ




結局私は産む以外選択肢はなかったから決断した
母とは絶縁
産んでほしくなかったらしい







そんなことがあって2022,11月 彼との同棲が始まった


うまくはやれていたと思う お互いに
ただケチな彼から発せられる言葉に我慢の限界が来ていた

12月2日
後1ヶ月2022年が終わる
そして後3ヶ月で産まれる

そんなある日、、

一日胎動を感じられない 

そう気づいた


2,3時間横になってお腹に手を当てて感じ取ろうと頑張った
だけどやっぱりわからなかった

すぐ病院に連絡した
かかりつけはやっていないので大きい病院へ
21時半ごろやっと見てくれる病院が見つかった
すぐ向かった
彼も「大丈夫だよ、信じよう」そう言ってくれた
もちろん私も信じていた

22時 病院到着
エコーにて赤ちゃんの心臓が止まってることを確認 
念の為何人かの医師が確認


「残念ですが、、」


そのあとは記憶がない


何を言ってるの、そんなはずないじゃない
だって、だって昨日まで痛いくらい元気に動いていたんだよ???
ねえ、誰か嘘って言ってよ
ね、、ねえ、、

30分間泣いていたのかな
病院の人たちも気を利かせて彼と二人きりにしてくれた
彼も「また次がある」「大丈夫」「誰のせいでもない」
たくさん声をかけてくれるけど返事ができない
もう何が何だかわからなかった
そんな中先生が来て今後の流れを説明した
とりあえずこのままだと私の体が危険なのですぐ赤ちゃんを取り出すとのこと
今日のところはそのまま帰って、後日入院になった

帰り道も、家着いてもずっと泣いていた
滅多に泣かない彼もこっそり泣いていた
二人で一緒に泣いた






12月4日 16時に病院着 入院

16時15分 コロナの検査、今後の説明、採血、点滴

17時 彼と一旦お別れ 一人で説明を受ける

17時45分 ラミナリア5本 投与 痛みかなりあり

ここで”ラミナリア”とはなんぞと言う方に説明します


ラミナリア


ラミナリアとは、子宮頸管の拡張等に用いられる。棒状の医療機器である。
赤ちゃんを自然分娩同様下から産むためにまずその入り口を広げないと赤ちゃんは出てこれないので、このラミナリアを使って広げるのだ。これは水分を吸収して風船みたいに膨らんでいく。私はこれを5本入れた、、入れる時すごく痛かった。本当に居たかった。


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このようにみんな恐怖に怯えているのだ。

でも人によって痛くない人もいるらしい
抜く時痛い人もいるらしいが私は痛くなかった ふぅ


18時15分 嬉しくないご飯を一人で食べる

19時45分 生理痛のような痛みがくるように

このまま入れたまま寝なきゃいけないらしい
ラミナリアを抜くのは翌朝らしい 恐ろしい 怖い



翌朝

痛みで全然寝れなかった
ご飯を食べてからラミナリアを抜いて膣錠を投与した

膣錠とは膣内に入れる錠剤でこれは陣痛を欲心する

これを3時間おき?に入れていく

2回目の膣錠投与

12時25分 破水

12時45分 出産

しんどくて痛くてどうしようもない痛みに耐え抜き
産声もあげない赤ちゃんを産み”おめでとう”のない出産を経験した


まさか自分が“こっち側”の人間になるなんて思っても見なかった
話では聞いたことある
赤ちゃんが安定期超えても亡くなってしまう事例があることを

まさか私が、 この私が


命懸けで守るって心に決めたのに守れなくてごめん

こんな弱いママでごめんね

早く気づいてあげられなくてごめんね

もっと早く気づけていたら助かった命かもしれないのに

私がもっとお腹に注意していたら、


そう思う

今でも



きっとこの傷みは経験した人にしかわからないと思う


今回こうして実談を記事にしたのは
誰にだって起こること
いくら注意しててもダメな時もある
でもそれは誰のせいでもない
赤ちゃんもお母さんも悪くない

そう私は思います

悔やむことはあるけどきっといつか戻ってきてくれる
忘れ物を取りに帰ってるだけなんだ
おっちょこちょいなので、、笑

私がこう思えたのはLINEのオープンチャットのおかげ
同じ体験をした人たちと話してたら気持ちが楽になりました
なので同じことで思い悩んでいたらそう言うとこで吐き出すのもいいかもしれない


みんなが幸せになれますように

本当に当たり前なんてないんだ

日々勉強になる




8ヶ月 私のお腹にいてくれて 本当にありがとう
次は忘れ物をしないでね いつでも待ってるよ




産まれるはずだったその日にまた記事出そうと思ってます
またその時もよかったら見てください







ここまで閲覧していただきありがとうございました






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