見出し画像

(うとQ世話しお知らせ 11/11「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ84「ムスコさん、オヤジが「お世辞」、言う迄に」発売)

2022/10/30-3
(うとQ世話しお知らせ 11/11「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ84「ムスコさん、オヤジが「お世辞」、言う迄に」発売)
●案内文(本文、序からの引用) 
「芭蕉の俳句が手本。このコンセプトを活かし、今少しガイド的な言葉添えをした新しい表現形式が出来ないものか?」
で、今回からその訓練がてらに掌編小説を原稿箋3枚以内で書き表すトライアルを始める事に致しました。
 
●2022/10/30本日のオマケ記事
2022/10/30-2
(オマケの英語教室 Manzai performance?)
面白い仕草や冗談ばかり言っている人の事を
He is a comedian
「奴はコメディアンだ」
と外国人が言うのを何度か耳にしましたが、何かちょっと違和感を覚えました。
多分自分は「お笑い」「掛け合い漫才」「ボケと突っ込み」みたいなものを無意識に頭に描いたからだと思います。
じゃぁ、それを英語に言い換えるとなんといえばいいのか?
是には困ってしまいました。
譬えるものが見つからないからです。
先ず、comedianの元はcomedyです。和訳は喜劇。反対語はtragedyで悲劇。
この一対和訳のセットは恐らく「悲喜こもごも」から割り当てられているような気がしますと推測するのも、自分の記憶によれば、我が国ではどんなに悲惨な事がらに対しても「悲劇」という謂い方はしていなかったような気がするからです。「●●の悲劇」という謂い方はテレビのワイド番組が始まって以降の様な気がします。
つまり古来我が国では喜劇とか悲劇とかいった自分の感覚で言えば「かなり御大層な」概念がなかったような気がするわけです。
なので、comedyとか喜劇とか耳にすると「余りに概念が大き過ぎ」て「お笑い」とか「掛け合い」「ボケと突っ込み」みたいなものが取り零されてしまっているような気がして違和感を覚えるのかもしれません。
(いつもはもっと大らかにと言っているのに対し今回ばかりは英語の方があまりにも漠とし過ぎている気がします(too much broad, I feel))
しかしこのニュアンスの差をどう英語で伝えればいいのか?
今のところその解はみつかっておりません。
それでやむなく現時点では、是を一纏めにしてManzai performanceと訳しております。
それにしてもその先、更に個別「お笑い」「掛け合い」「ボケと突っ込み」にまでなるともう完全に途方に暮れてしまっております。それこそ「適格適語」の英訳。

(追記)
「悲劇=tragedy」などと言う珍しい英単語を何故知っていたかと言えば、学生の頃に読んだ太宰治の小説の中で「その名詞が悲劇を感じさせるものか喜劇っぽいものかをフランス語の男性名詞、女性名詞みたいにつけてみる遊び」の件(くだり)があり「その際喜劇名詞をコメ(comedyから)悲劇名詞をトラ(tragedyから)と名付ける事にしよう」としていたのをおぼえていたからです。
そんなeventualな事でもなければ、到底こんな英単語、知る由もありませんでした。
逆に言えば何かのイベントや印象、感想を絡めて覚えると結構学習が捗る様な気も致しております。

●アマゾンの電子書籍Kindle本、うときゅういっきコーナー取扱
 「うときゅういっき」で検索
●発売日:11/11
●無料購読期間:2022/11/13~11/17
●定価:99円

よろしければサポートをお願い申し上げます。戴いたサポートは自分が書く上での活動費として使わせていただきます。