鬱は大人の嗜みとリリーフランキーかオダギリジョーが言ってた。嬉しい。
病みやすい私には救いの言葉だ。

あんまり大きくない嫌なことが多めに重なったここ数日。久しぶりに希死念慮とこんばんはした。

病んでいない時にはあまり思い出さない友人のことを思い出す。彼は過去傷ついて良くないものに手を出し始めてしまった。
普段はあっけらかんとして楽観的な彼が、自身の人生を憂いるときに出す低い声が好きだった。

病んでいないとなぜ彼がそんな悪いものに手を出し始めてしまったのか全く分からない。なんのメリットもない。本当に。もっと他に方法があったはず、他人に助けを求められれば何か変わったはず。そう信じて疑わない。
ただ、自分が病んでいるとその当時の彼の気持ちに寄り添いやすくなり少しだけ分かる気がする。

私は本当に調子に乗りやすいから、病んでいないと人の気持ちに鈍感になってしまう。
自分が絶好調だと周りの人を置いて行ってしまう。本当に良くないなぁと思う。
きっと優しい人というのは常に全部の人の気持ちに寄り添ってしまって辛くなってしまうのだろう。だから早死にしてしまうんだろうな。

私は20年と少し生き延びてしまった。
最近疎遠だったが希死念慮とも長い付き合いだ。
20年と少しくらい鈍感で傲慢なんだろう。

どうやって生きていったらいいんだろうな。