売上は6100円
初出店で初見さんに買ってもらえて嬉しいです。内訳はこちら。
7冊の詩集のうち3冊は鳥蛙舍さんに買っていただきました。ありがとうございます。私なんて献本していただいたのに。こういうときにすんなり献本できる本がなかったんです。ノンジャンルすぎてどれを献本すればいいのか困りました。
詩集×商い
趣味の同人誌のやりとりを商いのように会計報告するのは考えすぎかもしれません。わたしは学生時代にデザインを学んできたため、「美しいとは」「世間に受けるとは」を同時に考える機会をいただいてきました。文学フリマに詩集を出すと、「詩集を作ること」「詩集を売ること」がどちらもできて楽しいです。
詩集を売るための試作
前日まで
当日
① 詩集のPOP
② 自分のPOP
③ ブースのポスター
④ 名刺代わりのフリーペーパー
後日
① 通販をBOOTHで始める
合計支出
より売上を上げるためには
① 価格設定を下げろ
「予算は大体〇〇円だから、あとこれは買えそうだ」と隙間に滑り込める価格を新人は取りにいったほうがいいでしょう。誰もが無限にお金を持っているとは限りません。購買者は胎動短歌のような人気ブースにまず並んで購入し、その隙間で新人ブースで購入されていきます。新人ブースの在庫はすぐには減らないからです。
② ページ数を増やせ
今回出した詩集は72P・44P・24Pでした。このページ数で800円・1000円・600円ですから、購入する側はもっとページ数を求めていた可能性があります。現在無職で印刷費を渋ってしまった結果、ページ数を渋ることになりました。価格に見合うページ数を目指したほうがお得感はあったでしょう。
③印刷費を下げろ
新人はしまや出版さんのようなしっかりしたところに頼むのは早いと思います。たった24Pで14035円になりました。紙にこだわりすぎても印刷費は高くなります。
激安なちょ古っ都製本工房さんにA5・表紙高画質カラー・本文モノクロ・100P・30部・紙質はノーマルなもので頼むと、見積もりでは8240円になりました。これに送料の650円が足されます。
確実に品質の高い本を作る・サービスを受けるのは数年後でも良いです。
④ 継続して出店しろ
わたしが美術系高校に通っていたときの話です。神奈川県高等学校美術展に同年代のひとたちの作品を観にいきました。毎年観ていると「あっまたこのひとの作品がある!」と驚くことが何回もありました。展示会に3年連続で出されているひとの作品は忘れにくいです。
文学フリマは何年間でも出せます。何歳になっても出せます。一つの高校につき何人出せるなんて制限も、会場が拡大し続ける文学フリマにはありません。
知名度を上げてより多くの方と交流できるようにするため、継続して出店していこうと思います。
これからもよろしくお願いします!