かうかう

[シロクマ文芸部に参加させていただいています]だが変態です!ものを投げないでください!…

かうかう

[シロクマ文芸部に参加させていただいています]だが変態です!ものを投げないでください!短編小説や詩など書いているだけです!●アイコンよく変わります。自作品の改訂は予告なく実施します。

マガジン

  • いなばうさぎの仮の宿

    【創作したものを全部】 作った小説や詩をすべてを、ここにひとつにまとめています。 リストの上のほうから最新作となります。 小説も詩も全部いっしょくたです。

  • こびとたちが歩く本棚

    【自作短編小説だけ】 自分でつくった小説だけを集めました。新しく公開した順番ごとに並んでいます。

  • かうかうの、「54字の物語」。

    54字ぽっちの小説たち、変態が丹精こめてつくった珍品揃い。こっそり読んで、通報はしないで。

  • 印象にのこった文章

    読んだけど、また読みたいなっていう文章を置かせてもらうところ。

  • 夜灯性タンポポ詩集

    【自作の詩だけを集めました】公開日順に並べてあります。

記事一覧

固定された記事

靴を捨てるためのワルツ   │ シロクマ文芸部 短編

約3000字 白い靴が収められている箱を、彼女はじぶんたち夫婦のベッドルームで、そのおとこの子に手渡した。箱のふたを開けると、白い靴が交互に向きを変えて横たわってい…

かうかう
2日前
3

きょうは文学フリマだったんですね(他のかたの記事のサムネで知る)。一週間の疲れで、とてもじゃないけど行けないのが残念です。文フリもいいけど、映画館に、まだ、オッペンハイマー観てないんです……(怖くて上映館を検索できない)

かうかう
2日前
1

自作にいただいたコメントのお礼の文章が1000字を越えてしまったので本人ご同意のもとシロクマ感想文で投稿してしまいました。

#シロクマ感想文  約1500字 コメントを寄せていただいた当該作品はこちらです。 > ヱリさま コメントありがとうございます。 京子可愛いの旨はげしく同意です、作者…

かうかう
2週間前
3

ほんとは約1300字くらいあったお礼コメント、noteのコメント500字制限を凌いで削って守ってなんとか収めた「コメント長文野郎かうかう」……

気持ちが文字数に…… つい……
もうアカウント、米柿長文とかに改名しようかな……

かうかう
2週間前
2

しめじさまの呟きをみて、むしろぼくには、約1600字できっちり纏まる掌編を毎週書けたなら、深層に凝る暴力やらなにやらを昇華できてきっと健康にいいんだよなあたぶん、とか思いました。

昇華という単語は花が空に導かれる様ですてき。

かうかう
3週間前
5

いまさらですがアマプラでMIU404を観ています。ほんとおもしろい、すごい、綾野剛さんさいこう星野源さんさいこう。おなじ脚本家だというアンナチュラルも第一話最高だったんですが死が重すぎて二話目が見れません、そのまえに体調不良をなんとかしたいです……オッペンハイマー行かなきゃ……

かうかう
3週間前
2

『詠むその数より火が灯り』   |短編

#シロクマ文芸部  3800字 「んー、こんなだったかなあ」 わたしはとなりの机でお弁当を食べているチエ先生に言った。 今朝は暗い雲から雨がふっていて、五月の正午過ぎ…

かうかう
3週間前
10

サムデイ・アット・マクドナルド

#シロクマ文芸部  約1,000字 朧月という、英語でGhost Plantという園芸種のひとつがあって、それは育てるのがむずかしい。そんなことを彼が言った。ただ話したいんだなあ…

かうかう
2か月前
8

諸々事情あり、あまり書けない日々です。コメントいただいていても、お返事にかなりお時間かかるやもしれません。どうぞ悪しからず。

それにしても、拙作『宵紫、白梅』が地味に人気で(当社比)作者としてウフフ……とおもっております。ありがとうございます。

かうかう
2か月前
2

『くずれやすくて』 54字 シロクマ文芸部

お読みいただきありがとうございます。本作品はシロクマ文芸部参加作品です。 #シロクマ文芸部 #朧月

かうかう
2か月前
5

とにかくこれ読んでください。安心してくださいぼくの書いたわけわかんない系なソレじゃないですある意味王道の恋愛小説。掌編、約2500字(ごめんなさい測らせてもらいました)。

すっごいおもしろいです。

『恋文の呪い』 秋
https://note.com/leirion_05/n/n38a0be426c20

かうかう
2か月前
2

シロクマお題[閏年]『こどもたちと神さまと』
スマホアプリで読んだら誤字脱字綴り間違いがうじゃうじゃと!
PC入力した稿をiOSアプリでゲラ作業するためいったん下書きに戻します。破棄しません。
なぜゲラ作業って必要なのかよーーーくわかりました。紙出力して赤入れしたいくらいだ💢

かうかう
2か月前
2

シロクマ文芸部『こどもたちと神さまと』
物語展開、エモーショナルグラフなどを意識して書くこの頃です
拙いですが

すると詩情のみで推し切った頃を再発見する

展開は横繋がり、詩情はその奥行き
ぼくなりの双方をより掴みたいと願います
https://note.com/uuuuuacuuuac/n/n45928546cfac

かうかう
2か月前
2

『こどもたちと神さまと』  | 短編

改稿済 #シロクマ文芸部  約7000字 閏年の翌年に開催されたオリンピック会場でボランティアをしていた京子は、トイレの行列待ちをしていた男に投げられたペットボトルを頭…

かうかう
2か月前
11

もともとは嶽本野ばらさんの連載目当てで読みはじめた『花形文化通信』というウェブマガジンでときたま掲載される【ポエトリーの小窓】という、武田雅子さんが連載されている本日分がとても興味深く、ここにご紹介させてください。
https://hanabun.press/2024/02/21/takedamasako_22/

白梅、紅梅……!

かうかう
3か月前
4

どこまでも嘘でしかない物語だから
だからこそヒトに言えない本音をぼくは描きたい

かうかう
3か月前
4
固定された記事

靴を捨てるためのワルツ   │ シロクマ文芸部 短編

約3000字 白い靴が収められている箱を、彼女はじぶんたち夫婦のベッドルームで、そのおとこの子に手渡した。箱のふたを開けると、白い靴が交互に向きを変えて横たわっていた。 そのときにおとこの子は初めて、鞣された革の匂いを嗅いだ。 彼は彼女に質問した。「くれるの?」 彼女は彼に答えた。「そうよ」 おとこの子は、制服のまま座っているベッドに、靴をおさめた箱を置いた。 「すごい」おとこの子は、箱のなかの革靴をゆびさきで撫でながらつぶやいた。 学校指定のローファーとはまる

きょうは文学フリマだったんですね(他のかたの記事のサムネで知る)。一週間の疲れで、とてもじゃないけど行けないのが残念です。文フリもいいけど、映画館に、まだ、オッペンハイマー観てないんです……(怖くて上映館を検索できない)

自作にいただいたコメントのお礼の文章が1000字を越えてしまったので本人ご同意のもとシロクマ感想文で投稿してしまいました。

#シロクマ感想文  約1500字 コメントを寄せていただいた当該作品はこちらです。 > ヱリさま コメントありがとうございます。 京子可愛いの旨はげしく同意です、作者なのに 笑 言われてみれば、これはひたすら京子推しがしたかったゆえに幾人も殺して作った物語かのようです。酷いことです、でもまあべつにいいかなと。 あらためて読みかえしてみて作者は と、 が萌えでした。ええ、たいへんキモいかもしれませんが自作のキャラで萌えられるエコな作者でございます。京子さん、あんた

ほんとは約1300字くらいあったお礼コメント、noteのコメント500字制限を凌いで削って守ってなんとか収めた「コメント長文野郎かうかう」…… 気持ちが文字数に…… つい…… もうアカウント、米柿長文とかに改名しようかな……

しめじさまの呟きをみて、むしろぼくには、約1600字できっちり纏まる掌編を毎週書けたなら、深層に凝る暴力やらなにやらを昇華できてきっと健康にいいんだよなあたぶん、とか思いました。 昇華という単語は花が空に導かれる様ですてき。

いまさらですがアマプラでMIU404を観ています。ほんとおもしろい、すごい、綾野剛さんさいこう星野源さんさいこう。おなじ脚本家だというアンナチュラルも第一話最高だったんですが死が重すぎて二話目が見れません、そのまえに体調不良をなんとかしたいです……オッペンハイマー行かなきゃ……

『詠むその数より火が灯り』   |短編

#シロクマ文芸部 3800字 「んー、こんなだったかなあ」 わたしはとなりの机でお弁当を食べているチエ先生に言った。 今朝は暗い雲から雨がふっていて、五月の正午過ぎだというのに、そとは夕方のように暗い。 で、だから、職員室でのお昼休みで幻国の教師なわたしがうろおぼえの一句言ってみたら『ムジ子先生それぜんっぜん、ちがうんじゃない?』と数字教師のチエちゃんが答えた、チエちゃんの爪、うっすらグレイみたいなむらさきみたいなコートしてて(コート剤なんていまどきどこで手に入れたん

サムデイ・アット・マクドナルド

#シロクマ文芸部 約1,000字 朧月という、英語でGhost Plantという園芸種のひとつがあって、それは育てるのがむずかしい。そんなことを彼が言った。ただ話したいんだなあと彼をわたしはながめている。うなづきも相づちもしないのに、マクドナルドで熱を込めて語りつづけている。 おたがいの家(彼がアパート、わたしは実家)に近いからというだけでただいつもここを選んでいる。マクドナルド。そのあとはどちらかの部屋でベッドに入って、することして帰る。どちらともなく呼ぶ。なにもなくて

諸々事情あり、あまり書けない日々です。コメントいただいていても、お返事にかなりお時間かかるやもしれません。どうぞ悪しからず。 それにしても、拙作『宵紫、白梅』が地味に人気で(当社比)作者としてウフフ……とおもっております。ありがとうございます。

『くずれやすくて』 54字 シロクマ文芸部

お読みいただきありがとうございます。本作品はシロクマ文芸部参加作品です。 #シロクマ文芸部 #朧月

とにかくこれ読んでください。安心してくださいぼくの書いたわけわかんない系なソレじゃないですある意味王道の恋愛小説。掌編、約2500字(ごめんなさい測らせてもらいました)。 すっごいおもしろいです。 『恋文の呪い』 秋 https://note.com/leirion_05/n/n38a0be426c20

シロクマお題[閏年]『こどもたちと神さまと』 スマホアプリで読んだら誤字脱字綴り間違いがうじゃうじゃと! PC入力した稿をiOSアプリでゲラ作業するためいったん下書きに戻します。破棄しません。 なぜゲラ作業って必要なのかよーーーくわかりました。紙出力して赤入れしたいくらいだ💢

シロクマ文芸部『こどもたちと神さまと』 物語展開、エモーショナルグラフなどを意識して書くこの頃です 拙いですが すると詩情のみで推し切った頃を再発見する 展開は横繋がり、詩情はその奥行き ぼくなりの双方をより掴みたいと願います https://note.com/uuuuuacuuuac/n/n45928546cfac

『こどもたちと神さまと』  | 短編

改稿済 #シロクマ文芸部 約7000字 閏年の翌年に開催されたオリンピック会場でボランティアをしていた京子は、トイレの行列待ちをしていた男に投げられたペットボトルを頭にうけて昏倒した。 夜、管轄の巡回をしていた離れて暮らす兄の雄二が持つ三台のスマホのうちのひとつに病院の職員から連絡が入り、深夜に病院で彼が妹に会った。 京子はベッドのうえで動かず、微かにふるえながら当時のようすを朧げにつぶやいた。くちびるが乾いていて、めくれあがっていた。雄二には、京子のつぶやく事柄がまだ

もともとは嶽本野ばらさんの連載目当てで読みはじめた『花形文化通信』というウェブマガジンでときたま掲載される【ポエトリーの小窓】という、武田雅子さんが連載されている本日分がとても興味深く、ここにご紹介させてください。 https://hanabun.press/2024/02/21/takedamasako_22/ 白梅、紅梅……!

どこまでも嘘でしかない物語だから だからこそヒトに言えない本音をぼくは描きたい