こんばんは！出口です！

空前のドラマブームです。
「silent」に続き、今ハマっているドラマが「100回言えばよかった」です。

タイトルに興味を惹かれますよね。
「言えばよかった」と後悔の言葉が切ない物語を連想させます。
もう泣けそうです。

現在第5話まで見終わってこのドラマの感想や面白いポイントをシェアできたらと思います。

①ファンタジーサスペンスラブストーリー

色々渋滞していますが、一言でこのドラマを表すとしたら「ファンタジーサスペンスラブストーリー」です（笑）

佐藤健演じる鳥野直木は幽霊として存在します。（ファンタジー）
そしてその直木はとある殺人事件に巻き込まれ、鳥野直木自身も何者かに殺されていることが明らかになります。（サスペンス）
直木の恋人である井上真央演じる相馬悠依は直木と一緒に生きていく為に奮闘し（ラブストーリー）、物語が進んでいきます。

これだけ色んな要素を混ぜ合わせるとぐちゃぐちゃになりそうですが、全ての材料が絶妙な分量で、それぞれの良い部分を際立たせています。
だからこそ幅広い世代に刺さるドラマだし、今までにあるようでないオリジナリティある作品だと思うんですよね。

個人的に、直木と悠依の大人な恋愛感が好きです。
（井上真央さん調べたら36歳には見えない。）

②見えないからこそ伝えられること

第3話は神回でした。
ネットでも話題になった僕の一番好きなシーンがあります。

それは直木の家族のこと（子供としてじゃなく病気の弟のドナーとしてしか見られていなかったことなど）や辛い過去のことを知った悠依が見えない直木に向けて伝えた告白です。

名シーンでした。
この告白を受けた幽霊の直木は号泣です。
飾らない素直で真っ直ぐな素敵なメッセージでした。

僕の勝手な想像ですが、悠依は直木が誰からも愛されていないと思っていないか心配になったのではないでしょうか？
だからこそ、そんなことないと。
私にはあなたが必要であなたしかしないとしっかりと言葉で伝えだんだと思います。

もしも直木が死んで幽霊ではなく、普通に生きていて見えている状態でこのような言葉を伝えたでしょうか。
人は失ってから大切なものに気付くと言いますが、まさに死んでしまったから、今しか伝えられないかもしれないから最大限の心のままの気持ちを伝えたんだと思います。

照れ臭くても伝えられる時に伝えるって大事ですね。

③リンジュー・ラヴ

面白いドラマには最高の主題歌がつきものです。
このドラマの主題歌マカロニえんぴつの「リンジュー・ラヴ」も素晴らしい曲だと思います。

僕はこのドラマを少し暗いイメージで捉えていました。
だからきっと主題歌も切ないバラードなんだろうと勝手に予想していたんですが、この曲は真逆のポップで明るい曲調です。

これが本当に意外で、でも違和感なく作品に溶け込んでいます。
歌詞は切なさや後悔が感じられるものの、曲の明るさでなぜか前向きになれます。

あと最近気付いたんですが、「リンジュー」は「臨終」とかかってるんですね。
幽霊として近くでずっと見守っている「隣住」という造語なのかと思っていました。
こういう考察も楽しみの一つです。

毎週金曜日が待ち遠しい今日この頃。
事件の真相や幽霊の直木がどうなっていくのか、目が離せません。

観てない方は是非。
では、また。