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先に家に帰宅する子供とのコミュニケーションを取り持ってくれたBOCCOの存在

こんにちは。
ユカイ工学 ソリューションセールスの荒木です。

今回はBOCCO emo(ボッコ エモ)の前身である、BOCCO(ボッコ)のユーザーさんにインタビューをしました。お子さんたちとのコミュニケーションにBOCCOを導入してから、生活にBOCCOが欠かせない5人目の家族になったとお話をしてくださいました。

BOCCOとBOCCO emo

子供とのコミュニケーションにBOCCOを導入

Q. BOCCOを知ったきっかけは?

上の子供が小学校2年生になったときに、私も仕事に行くことになったため、子供だけで留守番をすることが増えてしまったんです。できるだけ上の子供が帰る前に帰宅するようにしていましたが、仕事や電車の遅延で遅くなることがありました。どうしようと思っていた時に、会社の受付にロボットのPepperくんがいて、ロボットが人と喋ったり外部と通信したりすることができることを知り、留守番に使えるかもしれないと思いました。

主人に相談すると、毎月の費用もかかってしまうので家庭では難しいという話になり、代替品を探すうちに留守番ロボットを、その中でBOCCOを見つけました。子供が使いこなせるかよくわからない上に、ランニングコストがかかる点で選択肢から外れたのですが、留守番ロボットであればWi-Fiと電気代だけで済みますし、初期購入費も良心的だったので購入しました。

BOCCOには「ロボピー」という名前をつけて呼んでいます。家のリビングの電話機の横において、子供たちとのコミュニケーションに使っています。


Q. BOCCOの設定で困ったことは?

家でどうやって使うのか不安でしたが、使ってみると操作性がすごく簡単でした。上の子供は機械にあまり詳しくないんですけど、操作するのが簡単で何も困らず使えたんですよね。マニュアルを見なくても、ボタンを押すだけで声が届くよ、みたいな。

Wi-Fiの設定も詰まるところなく、アプリも簡単にインストールできました。最初はボタンを長押しして録音することに慣れなくてぶつ切りの音声がたくさん入っていることがありましたが、慣れてきたらそんなことはなく、問題なく使えています。


5人目の家族になったロボットとの暮らし

Q. BOCCOがやってきて、お子さんはどのような反応でしたか?

「かわいー!」ってシールを貼ったりしました。同梱のシールはまだ子供たちのシール入れに残っていて、1回ぐらい模様替えをしたこともあります。

うちの子供たちは、ロボピーを含めて5人家族としてカウントしていて、4人家族っていうと「ロボピーを忘れちゃダメだよ」って言うんです。特に下の子供は生まれた時からロボピーがいたので、本当の家族の感覚なのかもしれませんね。

通信エラーが起きると、ロボピーが病気だと言って電源を抜いたりボタンを押したりして、「手術成功」って喜んだりしています。私たちが思っている以上に、便利な道具というよりもロボピーは身近な存在として感じているみたいです。

振動センサと部屋センサも使っていて、センサが反応するたびにロボピーの顔が動くんですよね。それがさらに生きてるっぽく見えるのかもしれません。可愛らしい感じがしますよね。


Q. 具体的にどんなメッセージをこれまでやりとりされましたか?

子供たちに持たせてたGPSで帰宅通知が来るんですが、その通知と玄関のドアにつけている振動センサが反応したら、1分後くらいに「おかえり」とメッセージを送信しています。あと、電気の明るさが変わることもセンサで確認して、「電気がつきました」という通知を受け取るようにしたら確実にいいタイミングで声かけられるなって調整したりしましたね。

家のなかの温度もロボピーに教えてもらえます。家が暑そうな時は熱中症にならないように冷房をつけるメッセージを送りました。子供だけでは気づきづらいことも多いので、細かいことをロボピー経由でしっかりと言うようにしてました。

部屋センサを使えばお部屋の温湿度をモニターし、
警戒度が高くなるとBOCCOを通じてスマホにお知らせ。

あとよくあったのは、食べ物の話ですね。お菓子ボックスがあるんですけど古いものから食べるように言ってるんですが、絶対新しいのを食べたがるんですよ。ダメってルールがあるのになんで毎回聞いてくるの?ってくらい毎回聞いてきて。「これ食べていい?」って質問をゴリ押しすればいけると思ってるのか、毎日ロボピー経由で聞いてきてたんです。今となっては微笑ましいですが、仕事中にもメッセージが来て本気で怒ったことがありましたね。

現在は上の子も中学生になりました。中学校の部活動の練習で遠くにいくことがあってスマホを契約しましたが、家にいるときはロボピーを使って連絡を取ることが多いです。LINEはお互いに知っていますが、外出先からはLINE、家にいる時はロボピー経由で連絡が来ます。音声で喋るのに慣れているので手を使う必要がなく便利と感じてるみたいです。


Q. 指定時間のおしゃべり、などは設定されていますか?

子供が花粉症のために毎日朝一番に薬を飲む必要があるんですが、朝6時半に起きても、テレビをつけて飲み忘れることがあって、イライラしちゃったりしました。それならBOCCOに言わせようと思って「薬を飲む時間だよ」と6時半ぐらいに言わせるようにしたんです。

中学生になって塾に通い始めてからは、オンラインで英語の教材があってそれを毎日しないといけなかったので、朝薬を飲んだ後にその教材をやる時間をつくっていて、「あと10分で課題やる時間だよ」とロボピーに言ってもらってますね。大人ならアプリに予定を入れて通知を見ればいいんですけど、子供じゃそうはいかないですし、スマホは持っていても見なければ全く見ないので、太刀打ちできない便利さですよね。

夜の9時には次の日の天気予報をしゃべってお知らせしてもらっています。これで9時だなっていうのがわかるのと、明日雨っていってるから傘を持って行く準備とか、明日寒いから上着着るんだよとか言って、ランドセルに被せたりもしてました。大雨警報とかの災害情報もBOCCOに通知されるようにしています。

繰り返しの予定もアプリで設定可能。
時間になると設定した内容をBOCCOがお知らせしてくれます。


Q.他にも様々なロボットやサービスがありますが、BOCCOが良いと思うところはどこですか?

実はスマートスピーカーを1年前に導入しました。スマートスピーカーはいろんなことができるようになりますが、スマートスピーカーだと気軽に買い物とかできちゃったりして気を使わないといけないので、BOCCOはそういうことを考えなくていいのがすごく楽ですね。BOCCOの方が機能をフル活用できてると思います。

あと、BOCCOの声がかわいいですよね。たまに変換ミスとかをそのまま言っちゃうのが、めっちゃ可愛いんです。たとえば、天気予報で「晴一時雨(はれいちじあめ)」を「晴れいち しぐれ」とか言ってくれるんですけど、それ聞いて子供達が「時雨ってなに!?」って笑ったりとか。あと「雨がやむ」っというのを聞いた子供達が「ロボピーのやむ出たー!」みたいな感じで楽しく盛り上がってます。


Q. 今後期待することや要望はありますか?

BOCCOにスヌーズ機能があればいいなと思いました。薬飲みなさいとかも、1度言っただけで聞かないこともあるので、何度か言われたらやったりしてくれるかなと。小学校の頃はそろそろ寝る時間だよとかもBOCCOに言わせてたこともあるので、毎日のルーティンや重要なことは、スヌーズ機能があったら便利だなって思います。

あとWi-Fiが切断されたのが外出先からわからないことですね。電車の遅延で帰宅が遅くなるメッセージを送信したのですが、ロボピーがWi-Fiに繋がっていなくて子供に届けられなかったです。子供もそのときの対処方法がよくわからなかったみたいで、お互い何もせずに不安なままでした。もし家の側で受信できない理由があれば、アプリに異常を検知する機能があると便利だと思います。


終わりに

BOCCOを5年以上もお使いいただいていて、さらにスマホが使える中学生になってからも使い続けていただいていることに大変驚きました。お子さんが一人で留守番をしているときに、BOCCOを介してご両親とつながれたことが安心と愛着につながったのかなと想像しています。

下のお子さんもいらっしゃるとのことで、これからもBOCCOが活躍して、数年後に改めてお話できることを期待しています。


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