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「患者」はいつから病弱になってしまったのか?

高校生の時から

ずっっっっっっぅと不思議に思っていた。

英語の「patient」という言葉。

名詞として、「患者、病人」という意味を持ち

形容詞として「辛抱強い、忍耐強い」という意味を持つ。

それぞれが反対の意味を持っているようにも見える。

古代ギリシアでは「熱」はいたって自然で、むしろ効果的なものだと認識されていた。

しかし今はどうだろう。

「熱」が出れば、すぐにその熱を抑えようとする。

冷え○タとかその典型的な例だろう。

(だからといって、熱を抑えることが悪いということではない)

忍耐と患者

「patient」に意味の違いがみられるのは、もしかしたらこのような態度の変化が影響を与えているのではないかと私は思った。

まぁ古代ギリシアの言葉と、英語がどのように関連しているのかよく知らないが・・・。

熱をむしろ良いものとして捉えているということは、「薬」を必要としている可能性が低いと考えられる。

患者が患者自身を直す、つまり「patinet:忍耐強い」ということだろうか。

(ここで患者使っとるやんって思うかもだけど、ご容赦願う)

そして

熱が不必要なものと考えられているということは、外的な要因(薬)によって体調を回復させる、つまり患者が自身を直すことが出来ない、ということ

つまり「patinet:病人」になるのかもしれない。


時代の背景に即して言葉はその内実を変容させていくのかもしれない

今日も、大学生は考えている。

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