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🎬雨の日は会えない、晴れた日は君を想う 24本目 22.09.20【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は【#雨の日は会えない、晴れた日は君を想う】でした。
#Amazon Prime 鑑賞
※見出し画像引用 https://video.unext.jp/

2017.02.18 公開

出演 #ジェイク・ジレンホール(ギレンホール) さん、
#ナオミ・ワッツ さん、#クリス・クーパーさん 他
監督 #ジャン=マルク・ヴァレ さん
脚本  #ブライアン・サイプ さん


#Filmarks では 、22.09.20時点では 3.6
私的にも 3.6 といった感じ…ですね☆
(※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆)


この映画は
原題は「Demolition」破壊 ですね。

洋題、邦題、どちらにせよ…
途中までは
「なーんでこのタイトルなんだろうかなぁ…?」
って思って観ていきますが、
途中で、
どちらも分かります。

ジェイク……
この前の「ギルティ」とは
全然違う感じ…がしました。良かった☆


この映画は、、、
主人公の感情、気持ちにリンクするには……
ある種、それなりの経験、などが無いと…
難しいかも、しれませんね。

めちゃくちゃ空虚にもなり、無にもなり、
また、破壊的、暴力的にもなる、
その心模様、移り変わり……に
理解が出来るかどうか、同調出来るかどうか。。。

それが
???だと、
「なんだこの主人公、意味わからん…」になりそう。

で、わたし、、、、
ちょっと…
「あ、、、わかる……」ってなってしまった 笑

仕事に忙殺されている日々を
長くしていると…陥っている病、、、、
無感症?みたいな。
仕事に敏感で繊細で、
それ以外に鈍感、無頓着になる……

伴侶の死でさえも、
そこにあった愛も分からず、
感情が出てこなかったり、、、
自分を見失っている……こと自体を
見失っている感覚
、、、

なんか、、、、
そういう……経験があるほどに
分かってしまうもの…がありましたね。
分かる自分もまた、
ちょっと痛々しく感じた、、、笑


さて、、、
また、ネタバレ、内容含めて
書いていきますので、、、、
未視聴の方は、ここまでで、、、、





あの……
最初の事故のシーン、、、

横、運転席、の彼女を見てる方向で…
「Wow,wow,wow,wow!!」って言って
横を見ながらのままにドカーン!!…
でも、正面、フロントガラスが壊れる…

あれ、
ちょっと気になりませんでした?笑
私だけ??
結局、
どういう事故、どういう衝突だったんだ!?


この映画の…始まり方…が、
割と好きでしたね。
事故…葬儀…そして仕事…と、
無感情のままに……生活が進んでいってしまう…

そして、
無関係の人、
クレーム対応係との触れ合いや接点が
妙に居心地良くなってしまう。
または求めてしまう、、、

この辺、「あ~ちょっと分かるんだが…」って
なってしまった。。。


あの、
銃で自分を撃たせる場面、
「What's!?!?」って叫んでしまったwww
あれ無いわ~、
あんなことする!?いや、アリなのか?
それがアメリカか!?笑
そして、
あのシーン…どうやって撮ってるんだろうか…
まさか本当に撃つわけにもいかないだろうし…
すごいシーンだったなぁ、、、


主人公が
様々分解して、そして破壊していく流れ、
そしてそのシーン、、、
あれも、
そのフツフツとした鬱憤からの開放…を
望むような、

そんな感覚に堕ちたことの無い人は
そうそうリンクは出来ないと思いますよね。
私も
半分は分かった…けど、
半分は「いや……やり過ぎでしょ、、、」って
なりました。

でも、
それでこそ、原題の「Demolition」ですよね。
何かを破壊して、
そして自分の何かも破壊する、
心の奥を破壊する。。。

そして……

やがて
そこに、実はあったはずの
奥さんへの愛や…愛情…ですかね、
受け取っていた愛情、
それを思い出し、泣けてくる、
感情が湧いてくる、、、

分かるわ、、、、、


はい、そんな映画…でした。

人間って……不思議ですよね。
常識の中で生きてるようで…
常識から逸脱して生きてる…
そしてそれに気づかなかったりする。

壊れた自分を知り、
壊れた自分を壊すことで
本来の自分を取り戻したり、、、

そんなことを考えさせられる1本でした。


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