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嫌なヤツの料理法

嫌いな人に会う。
嫌いな人と過ごす。
嫌いな人と仕事する。
嫌いな人と同じ空間にいる。

嫌いな人に対して、
どういう対処が出来るのか?

これは人生の幸福度に直結する
重要な課題です。苦笑

僕もあなたも、嫌いな人がいたとき、
その人のことを考え時間の分だけ
人生の大切な時間を奪われているのですから。

嫌な奴を処理する方法。
これは感情と精神の分野で
熟達する必要があります。

結論からいうと、
感情はコントロールできません。

しかし、感情の発動を防ぐ工夫はできます。
そして、嫌なヤツとあなたとの
関係性の解釈を変えることで
現実はあっさりとシフトします。

嫌なヤツが「かわいいヤツ」
くらいになることもあります。


では、あなたの生活に入り込んでくる
嫌なヤツらを効果的に処理する
具体的方法を話していきます。

【加害者を神にする】───────────

一番シンプルでパワフルな方法は、
嫌な人と会わないことです。

ヤツの姿、声、香りなど、
嫌なヤツを感じさせるすべての要因を
カットすることです。

ヤツが来たらその場を離れる。
人が嫌な会話をはじめたら
耳をふさいで「さよなら」する。
これが一番効果的です。

実は僕たちの脳は胃袋と同じみたいです。
嫌な光景、嫌な言葉、嫌な香り、
すべてを無条件に吸収してしまう仕組みです。

見てしまったら脳に焼きつく。
聞いてしまったら脳に焼きつく。
という感じです。

だから、見ない。聞かない。
これが最強です。

ただ、これができないから
つらいのですよね。

会いたくなくても会ってしまう。
見たくないのに見てしまう。
嫌なヤツにヤラれてしまう日常。

この毎日が僕たちをネガティブモードに
引きずり込んでいます。

こういう現状をどう対処するのか?

まず確かなことは、
「他人と感情はコントロールできない」
ということ。

だから「他人をどうにかする」ではなく、
自分を変えるしかありません。これが大前提。

そして、もう一つ確かなことは、
「人生は痛み」だということ。
これも不都合な真実です。

「痛み」は起きてしまいます。
嫌な奴に必ず会います。
事故がなくならないのと同じ感覚ですね。

「痛み」があったときどう対処するのか?
「痛み+時間」=「苦しみ」です。

キーワードは「執着」です。
「痛み」に執着しないこと。
「嫌な奴」に執着しないこと。

「痛み」+執着(長時間)=苦しみ
「痛み」+執着しない(短時間)=苦しみ回避

嫌なヤツに執着することは、
ヤツらに犯されているのと同じことです。
とても悲しいですよね。

「執着」これが苦しみの根源です。
痛みに執着すると苦しい人生になります。


痛みの深さや、頻度は不平等ですが、
その本質は平等です。

これに執着するか、執着を手放すのか、
この二つの選択が僕たちにできる唯一の行動です。

毎日、あなたの目に入ってきてしまう
嫌なヤツも痛みです。それに執着してしまうと
加害者を神にしてしまい、
あなたは時間(人生)を奪われます。

人類にはこの苦しみを回避する知恵があります。

【同レベル依存】───────────

信じがたいかも知れませんが、
僕たちと嫌なヤツとの精神レベルは
ほとんど同じです(苦笑)

嫌なヤツの言動に対して僕たちが
イライラするのは相手に対する
「期待」をもっているからです。

相手に期待をもっているのに
期待はずれの行動をされるから
イライラするのです。

「思いどおりにはいかない」

それでイライラする。つまり嫌なヤツに
思いをはせる状態です。無意識的に嫌なヤツに
期待しているからムカつくのです。

ちょっと、悲しいですよね。
だからまずこのことを理解して、
嫌いな人に思いを馳せる状態を
脱してほしいと思います。

イライラすることは
相手に依存している証拠です。

逆に、嫌な相手が僕たちに対して
嫌な態度を取ってくるということは、
相手が僕たちに依存しているからです。

つまり相手が僕たちに期待しているのです。
相手が僕たちに対して嫌な態度をとることで
相手は自分のストレスを発散しています。

相手の期待(ストレス発散)に
応える僕ちたちなのですね。。

僕たちの精神レベルが
相手の期待に応えるレベルだからこそ、
相手は僕たちに嫌な態度を示します。

つまり、僕たちが精神を進化させれば
相手は僕たちに何も言えなくなります。

同時にあなたも相手の言動に

イライラすることがなくなります。
だから、嫌なヤツ、嫌な言動が来たら
心の中でささやきましょう。

「わたし(俺)に依存(期待)している
 お子ちゃまか、かわいい奴め(笑)」と。

そして、この事実を理解した僕たちは
次のレベルに進みます。

続きは次回に。

 ・ ・ ・

「するか、やるか今日」
今日も心の呼吸をしていきましょう。


たき

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