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大六野耕作学長の最終講義

素晴らしい最終講義でワクワクさせていただいた。
刺激的な話題もユーモアに溢れ、笑いあり、ときに落涙してしまうようなエピソードも披露された。感動的な話題満載でたくさんの勇気と元気をもらうことができた。

学長になられて4年。国際交流担当副学長就任から数えると8年になられる。母校明治大学がこれだけグローバルな大学に変貌を遂げた正に立役者だ。

私より6つ上の先輩。
ご自身のことを絶滅危惧種だとおっしゃる。
故・岡野加穂留教授に師事して助手になられたのが28のとき。それから42年間ずっと明治大学で教鞭を執られている。
いやいや大六野学長は学部も大学院も明治大学だ。ただし学部は政経ではなく法学部。学部と政治経済学研究科を加えると明治大学歴は実に50年を超える。

絶滅危惧種とは学生時代から教員までずっと一貫して明治大学にいらっしゃる先生のことをいうらしく学内にあと数人しかいないそうだ。

体育会ラグビー部の部長も長く務められた。今、他大学でいろいろな不祥事が続発している。大学スポーツについても言及していただけたら嬉しかったが、90分ではとても語り尽くせなかっただろう。もう少し長くお話しを聴きたかった。

最後に花束を渡された政治学科長は私の存じ上げない若い女性教授だった。

私の知る母校明治大学も一時代が終焉を迎え、世代交代というべきなのだろう。
あとは若い世代に襷(たすき)を預けるのみ。
大六野学長がこれまで培ってきた輝かしい成果を決して汚さぬよう後進にはしっかりと頑張っていただきたい。

        ***

ボロはまとえど心は錦
どんなことにも恐れはしない
どんなことにも恐れはせぬが
可愛いあの娘にゃかなわない
可愛いあの子はいつでも捨てる
母校のためなら命まで
命捨ててもその名は残る
大学明治のその名は残る
大六野教授のその名も残る
 ついでに俺等の名も残る

明大節の一節が頭によぎる。

        ***

恐れ多くて紫紺館のパーティーは失礼する。
キッチンカロリーに入ってビールで一人乾杯🍻
ハンバーグを食べた。

大六野先生にはこの近くにかつてあったとんかつ屋「駿河」の店内で何度かお目にかかったことがある。きっと、先生もボクと一緒で「いもや」の流れで、とんかつがお好きなんだろう。

大六野先生はアメリカ留学のご経験が長く、外国ではロックの愛称で呼ばれているそうだ。
「ダイロクノ」さんの「ロク」から「ロック」に変容したんだなと理解する。エネルギッシュな大六野学長に相応しい愛称で嬉しくなった。

長い間、本当にお疲れさまでした✨✨✨

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