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ぶつぶつ交換成功の夜はほろ苦い味がした💦

 クラフトビールが飲める地元のバーに新年挨拶をかねて立ち寄った。その店は路面店でガラス張りになっていて店の外から混雑状況や出勤しているカウンタースタッフが誰なのかまで丸見えなのだ。
 大阪府高槻市出身のYさんがいたらいつも入店しているボク。今夜はYさん出勤してるので都合が良い。レトルトカレーのお年賀を持ってきているのだ。
 というのも、このカレーの監修が高槻にあるカレーの名店「ヴァスコ・ダ・ガマ」さんだからだ。
 いつものスーパーで何気なく購入して食べたら、なかなかどうして美味しいカレーではないか。食べ終えてパッケージをよく見たら高槻にあるポルトガルの探検家と同じ名前の名店が監修者だったのだ。
 このYさん、同じ高槻出身のスーパーエイト(旧・関ジャニ∞)村上信五さんにちょっとだけ似ている、綺麗なお顔立ちで、歯の裏矯正中のステキな女性だ。誰にでも明るく接してくれる社交性は村上さんと同郷だと頷ける。
 お歳はボクの長女と同じと聞いてちょっと驚く。それはYさんに、じゃなくてボク自身の感情に対してだ。でもそれは今夜は置いておいて。

 Yさん、早速スマホで探検家の店を検索している。高槻駅から徒歩5分にあって、「わ、ええなぁここ。牡蠣カレーもめちゃ安いやん。今度帰ったら行こ」すぐ近くにあっても知らない人気店だってそりゃあるさ。
「カレーは好きなの?」生ビールを手にしたおじさん(ボク)がYさんに訊く。Yさんはいつも業務スーパーで購入したグリーンカレーペーストをベースに鶏肉、アボガド、ズッキーニ、エリンギ等を入れた「鶏肉と西洋野菜のグリーンカレー」をお家で作って食べているんだとおっしゃる。
 基本的に「本格的なカレー好き」なのでボクからのお年賀レトルトの「濃厚ビーフカレー」をとても喜んでくれたからボクもとっても嬉しかった。
 お返しではないが、「大阪名物 岩おこし(生姜入り)」を1個Yさんからいただいた。もらったのは1個。そのパッケージはとても懐かしい雰囲気の昭和レトロな1個だ(しつこい)
 実はこれYさんの年末年始の帰省土産なのだ。お年賀なんて持ってこなくても常連さんみんな(つまりYさんファンの皆さん)にあげてるんだと思う。
 家に持って帰ってゆっくりと岩おこし1個を大切に味わせていただいた。美味しくて懐かしくて、ほろ苦い味がした。

 というのもYさんはいつも本格的グリーンカレーをお二人で食べていると聞いたから。
(事実に基づかない創作のミニストーリーです)
……としておこう。笑

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