のりべん

Mリーグ全体推しとして主に麻雀を題材とした文書を作成しています 難しいことは抜きに楽し…

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Mリーグ全体推しとして主に麻雀を題材とした文書を作成しています 難しいことは抜きに楽しめる文書をつくりたい (アイコンはクリエイターまいこさんの画像を使用しております)

マガジン

  • 負けられない戦いを巡る4雀士の軌跡~EX風林火山IKUSA

    友添敏之・浜野太陽・大和・佐月麻理子のIKUSA第4戦での戦いを浜野pを中心軸に書いています。

  • ライト層目線!Mリーグ2021ダイジェスト

    100万viewをたたき出すコンテンツ「Mリーグ」をご存じでしょうか?Mリーグの「M」は麻雀のM。麻雀という不確定要素だらけのゲームに、あきれるほど真剣に、純粋に、そして真摯に向き合う人々がいる。それがプロ雀士。その中でも特に人気の高い32人が8チームに分かれ優勝を目指す。そこに生まれるドラマはどんな映画やドラマよりも感動的であり、残酷でもある。136枚の牌と32人が生み出すドラマをぜひ知ってほしい。

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空気感と情熱

空気感というものに意外と人は縛られる。 朝職場に行って同僚に「おはようございます」と言ったにしても、そこに漂う微妙な空気感というのはあったりする。「何か話しづらいなぁ」と思いつつ何の一言も出ない。気がついたら、その人と何も話さないまま一日が終わってた、なんてことも。 その空気感を打ち破って「ところで最近調子はどう?」なんて、一声出せたら、そこから色んな展開があるになぁ。なんて、なかなかその一歩が踏み出せない。 シンデレラファイトシーズン2における私の木下 遥さんを最初に

    • 「最近のわたし」とは

      麻雀noteは久しく書いてなかった。自分でも言いたいことがまとめられなかったこともあり、どうしようか考えていた。が、とりあえず体裁はどうでも良いので、今考えてること徒然なるままに書いてみることにした。日ごろ私のXをフォローしている人に向けて書きたい。 セクション1「いいね」とは ふとMリーグと距離を取っている間に推しチームが2チームともレギュラーシーズン敗退が濃厚な位置に来てしまっていた。しかし、今私はさほど落胆はしていない。 2023-2024シーズン開幕前のいくつか

      • 空虚なこころ 灯される灯り

        私は転勤族の子供だった。 1984年当時中学2年で西宮市上甲子園中学校という割と大きめの中学校に転校した私は、担任に陸上部への入部したいと伝えたがこれを断られる。 小学校では高松市で市の大会で100m決勝の10人に残ったほど私は足が速かった。 しかし、部員の輪が乱れるといった理由で私は入部できないこととなった。 (今考えるとむちゃな話だ 笑) 私は失望と途方に暮れた。 よく私は自転車を走らせ、鳴尾浜まで行ってテトラポットの上から海を眺めた。 「こんな理不尽なこと

        • 抗う一人

          公私ともに不調である今日この頃、Xでのポストもちょっとお休みしてたら、ついついポストするタイミングを見失しなってしまい、すっかり傍観者の私。目の前の長縄跳びに入るタイミングを失った人のように、ただ回転する長縄を見ながら二の足を踏んでいる状態で時間だけが経過する。 まぁ、今ポストしても熱の入った発信できる気がしないのですが、そのきっかけの一つは鈴木大介プロの麻雀を見たからのような気がしてならない。 直近の試合から例を一つ挙げたい。 2023年10月16日第1試合。基本的に

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        空気感と情熱

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        • 負けられない戦いを巡る4雀士の軌跡~EX風林火山IKUSA
          2本
        • ライト層目線!Mリーグ2021ダイジェスト
          25本

        記事

          夏めくすずめの羽ばたき

          東北の四季は情緒豊かに表情を変えていく。 私は宮城県仙台市に移り住んで10年以上が経ち、そのうちMリーグを知り、Mリーグ以外にも興味を持ちだした。 仙台に最高位戦日本プロ麻雀協会の支部ができたのが2022年3月。何かのきっかけで同協会の北畠美智代プロのことを知り、ファンになっていた。 北畠プロの出身は福島県。東京本部から東北支部に移籍し、今は仙台を拠点に活動されている。 44期入会ということは(現在48期)比較的最近の話。なかなか試合自体を見る機会がなかった私に、思わ

          夏めくすずめの羽ばたき

          御座候 【のり36】

          私が鈴木大介プロのMリーグデビュー戦を見たのは、試合の翌日だった。鈴木大介プロは第1打にピンズの8をさらっと切っていた。 えっ?今のさらっとした一打があんなに話題になってんの? 考えてみれば東場の3局目の第1打。そりゃあっさりもする。そんな一つの撰択に意見を言い合えるMリーグ界隈っていい世界やなぁって思った。 私は試合を見終わり、またXを見ていると、私にとってはこれこそ大いに議論したい。というポストを見つけた。 良いところに目をつけてるなぁ~と思った。そう。御座候の暖

          御座候 【のり36】

          8p

          なんとなく鈴木大介プロの第一打8pに対して否定する意見をXで巡回して探してみた。かなり数は少いものの、次のような意見はあった。 麻雀をなめてる 許せない 個人の好みで打つのはいいけどチーム戦ということを分かってるのか ピンズのツモが以後全部ムダやん 自分なら絶対に打たない 打8pを見てABEMA消した それに対して、擁護派の意見は否定派の10倍はあった。その打牌自体を肯定する意見もあるけど、否定派の意見を否定する意見が多い。 この状況を見て思うんだけど、別に誰に

          表情

          雷電の麻雀は面白いんです。 この台詞を旗印に、今年も雷電の新しいシーズンが始まった。 筆者はチーム雷電の瀬戸熊直樹と同い年であり、大学も同窓。あまり授業に出なかった筆者は瀬戸熊プロの大学時代を知らないが、瀬戸熊プロもあまり授業に出ずに鳶のアルバイトに精を出していたと聞く。筆者も大学4年間はアルバイトに精を出していた。働いていたのは大学南門前にある定食屋だ。 90年代後半。私も瀬戸熊プロも東京の国分寺界隈で大学構内に足を踏み入れず、大学近辺で汗を流して働いていたらしい。お

          積み重ね 【のり35】

          今日からいよいよMリーグが開幕する。一つ自分でも分からないのが、私自身のドリブンズへのスタンスだ。 雷電とフェニックスはFINALまでいってほしい。しかし、フラットに見て、私はドリブンズが優勝するのではないかとみている。 素人の勘である。でも、過去5年間の蓄積が今年花を開くような気がしてならない。 その蓄積とは何なのか。私はこの1局が思いつく。 以下の観戦記録は私がnoteをはじめた当初に書いたのを編集したもので、村上淳選手の2021-2022シーズン80日目の試合。

          積み重ね 【のり35】

          救いの手 【のり34】

          私が夜働いている職場には、ものすごいアグレッシブな女性がいる。 性格が何より攻撃的で、私がその店に入った頃はほんとうに精神を病むんじゃないかというぐらい追い詰められた。 そんな心理的に追い詰められたある日、私は「反撃するしかない」と腹をくくる。 1年ぐらい前のある日。その女性はいつものようにがんがん私を攻撃してきた。しかし、その日の私は黙って言うことはきかなかった。徹底的に反論し、相手の不備をつきまくって反撃に転じた。 厨房で激しく言い合う2人。お客にはひたすら迷惑な

          救いの手 【のり34】

          雪原の求道者 【のり32】

          私は萩原聖人のファンです。そして、私には2人の萩原さん愛を持つフォロワーさんがいる。葵さんとアイスさん。 私がいくらハギー愛を語っても2人には敵わない。 一方、X界およびABEMAコメ欄にはハギーを叩く人はたくさん居る。その理由にはいくつかあるだろうが、「下手だ」と罵る人もいれば、芸能人の肩書きでプロ試験も受けずにプロ資格を取ったことも非難する人も居る。 私はハギーの俳優業としての側面をもう少し知りたいと思っていた。ハギーを擁護するにしても、その俳優業というのは何がある

          雪原の求道者 【のり32】

          あのシーンをもう一度(2023.5~.9)【のり31】

          あと数日でMリーグが始まり、人々の関心も移っていくでしょうが、ちょっと待って下さい!Mリーグオフシーズン(2023.05~2023.09)に皆さんが感動したあの人、あの場面。それをきっちり残そうじゃないですか! というわけで、私のりべんは無謀にも数十人のフォロワーさんに声をかけさせていただき、大勢の方に回答をいただきました。そして皆さまのご協力によって本noteができあがりました。 さて、皆さんも一緒にあの記憶を呼び起こしましょう。 <掲載は回答をいただいた順になってお

          あのシーンをもう一度(2023.5~.9)【のり31】

          未来への一打

          私はグループDで登場した新榮有理のかわいらしさに一目で魅せられた。 フォロワーさんから名前だけは聞いていたが、こんな選手が最高位戦にいるなんて知らなかった。私はさっそくXをフォローした。 新榮さんは結構、面白い人だった。 新榮選手はグループDを通過しているが、DAY8の#2のオーラスでは脱落まであと300点というところまで接近している。緊迫した戦いではあった。しかし私は緊迫をあまり実感できなかった。それには理由がある。 危険牌を通すときの判断の早さと涼しげな表情。そし

          未来への一打

          ぼくたちはどうリプるか 4 【のり29】

          予想はしていたものの長編となってしまったこのシリーズ。少しだけ特殊ケースについて触れておきたい。 ケース1 昭和のり 私が転職してホテルの厨房に入ったとき、周りは昭和の人で溢れていた。そして、平成・令和時代と違って、ずけずけ入り込ってこられた。女性にも普通に「お~やキレイだねぇ、彼氏でもできたんじゃないの?」とか「そろそろ結婚か?」とか普通に言っていた。 最近、職場の年配の女性にこういう「昭和のり」について話を聞くことがあった。当時それは当たり前で、いわゆる「ちょっかい

          ぼくたちはどうリプるか 4 【のり29】

          中心で叫びたい 【のり28】

          Xをやっている人は多くの人が実際の麻雀プロにフォローしてもらっていると思う。 私はいつもポストする際に、この記事をプロ雀士が目を通す可能性があるんだなぁ、と思いながら、変なことを書くときも、あまり変すぎないように書いてポストする。 特に私は一人のプロのことを念頭に置いて書いて、ポストしている。 そう。そのプロとは谷岡育夫プロだ。 えっ?知らない? そう。実は私もよく知らない。知らないけど、もはや谷岡プロのファンだ。谷岡プロのご飯ポストしか知らないけど、ご飯ポストを通

          中心で叫びたい 【のり28】

          憧れ

          私は今年からシンデレラファイトを見始めたけど、出場者のほとんどが知らない選手だった。選手のことを覚えたかったのもあって、私は大会の様子をポストし始めた。 そんなある日、私はR16#1の松田選手の試合をポストする。役なしのテンパイを入れた松田選手が愚形の待ちが手替わりするまで延々と待ち続けた場面。 いったいどこまで待つんだろう。延々とケイテンのまま待ち続ける松田選手。かなり巡目は経ったところでリャンメンとなり、リーチして一発でツモった。上がりも鮮やかだった。でも、よく辛抱強