男性版「#MeToo運動」

2024年 2月9日(金)

今朝の景色…

〈気になる記事・後半…〉

「タレントに罪はない」は本当か…24年ジャニーズと闘った『週刊文春』元編集長がファンの女性に言いたいこと

(記事本文抜粋…)

ジャニーズ問題と民主主義の後退の現状はよく似ている

かつて「一億総懺悔」という言葉が戦争直後に叫ばれました。ジャニーズ問題のいまを見るにつけ、私はあれを思い出すのです。

戦時下の教科書をいきなり黒塗りにして、軍国主義と真逆な平和や人権を教え出す「民主主義」教師。隣人を万歳三唱で戦場に送り出していたのに、終戦後は、東京大空襲の被害者としてのみ自らを語り、急に平和国家を目指すと言い始める、かつての愛国婦人会の人々。

そこに本当の反省がなかったことは、明らかです。その時代から見ても民主主義が後退したかのような、いまの日本社会の惨状にそれがはっきりと表れています。女性進出は後退(女性国会議員数は当時の方が多い)し、教育者はパワハラ化し、国会議員は世襲化しています。戦前と変わらない社会に後戻りしている感さえあります。

いま私たちが、ジャニーズ問題をひとごとではなく切実に捉えるにはどうすべきなのでしょうか?

私は、何よりも、ジャニーズファンの女性たちに言いたいことがあります。

報道側やMCたちは、いかにも良心めかして、「タレントに罪はない」と言います。果たしてそうでしょうか欧米の#MeToo運動は、自分のイメージが傷つくことも恐れず、社会と闘った女性たちが切り拓いた活動です。

いまジャニーズの現役アイドルが被害者としてを上げ、それを女性ファンが応援するという姿こそが、社会を変える本来の姿ではないでしょうか。ところが、セクハラを受けたまま泣き寝入りし、事務所の力でアイドルであり続けようとする男性タレントたちを、女性ファンたちが憧れの目で見ているのが現状です。この状態が続くかぎり、民主主義は後退し続け、日本での男女平等は勝ち取れないし、日本人が本当の人権感覚を身につけることはできない。私はそう思います。

ジャニーズファンも勇気をもって、大好きなアイドルに向かって、「アイドルたちは性被害を告発すべきだ」と主張し、「そういうあなたであるからこそ、私たちはファンなのだ」と言うべきなのです。それが真の意味でのアイドルへの愛ではないでしょうか。メディアによる、真実味にまったく欠ける「反省」よりも、現役アイドルの告発と、それへのファンたちの支援が、日本を変えていくと私は思っています

👉これは元文春編集長の方の記事であり意見ですが、わたしの思いつかなかった「目からウロコ」の考えでした…。
そのような考え方もあるのかと…

ここではこの記事の前半は全部端折って、その最期の結末の部分だけをピックアップしましたが、その全部を読めば、この元文春編集長が今まで24年もそのジャニーズ事務所を追ってきて、そしてそれが共に辿って来た中での切実な意見であることが分かります…。

今…
この時代のこの日本に…
日本版「#MeToo運動」の波が本格化しようとする流れの中で、それが女性だけでなく、男性においてもそれが起こされて広がって行く必要もあるのかもしれません…。
そしてその先駆けとして…
今の「ジャニーズ問題」というのが必然的に今表面化しています…。
そんな元ジャニーズとして被害に遭われた方々が今続々と声を挙げているところ…。
それは「#MeToo運動」とは表現されていませんが、今の日本の女性の方々の中で本格化しようとしているものと何ら変わりはありません…。

であるとするならば…
やはりその男性版「#MeToo運動」として、その被害者である現役タレントたちが声を挙げ、その熱烈なファンの女性たちも、その意識でそれをサポート応援し、共にこれからの時代を変えて行く流れが必要なのかもしれません…。
特に今バリバリの現役で活躍しているような影響力のある元ジャニーズのタレントの中から…。

でも…
これにはもちろん物凄いリスクもあるでしょうから、それを覚悟で告白する勇気ある男子が出て来て、それに続く男子が続々と出て来ることを今は見守るしかありません…。

そして…
もしそのような勇気ある現役元ジャニーズ男子が出て来た時には…
今度こそは、その勇気を日本のマスメディア全体が誠意をもって伝えサポートし、そして応援して行かなければなりません…。
かつてフォーリーブスの北公次さんが勇気をもって告白した時のような、その残酷な仕打ちの同じ過ちを繰り返さないように…

〈気になる記事・前半…〉はこちらから…


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