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息子の大切なものを捨てた

5歳息子を育てるママです。
やってしまいました。
リビングに広がったおもちゃをママが片付けてみようかなーと思って片付け始めたのですが、かたや息子はタブレットでYouTubeを見ていました。
うちはほとんど「おもちゃ片付けて」は言いません。それも理由がありますがそれは置いといて。
たくさんのおもちゃを片付けているとYouTubeばっかりでこんなにあるおもちゃ全然遊んでないじゃん。とイライラし始めてしまい、園の造形の時間に作った木のきつつきのおもちゃ?をいらないだろうとポキッと折りゴミ箱に投げるように捨てたのですが、このイライラを察した息子が悲しそうな顔をしながら残りのおもちゃを片付けてゴミ箱からきつつきのおもちゃを大切そうに涙を流しながら取り出しました。
怒りに任せてやってしまった。
「ごめん。これそんなに大切なものだったの知らなかった。」
息子の溢れる涙に反省とママの責任転嫁したくなる嫌な気持ち(あなたが片付けないからでしょと言いたくなる気持ち)
折ってしまったこと、息子を傷つけてしまったことを後悔しても遅い、
「後悔先にたたず」ってこのことを言うのかなーなんて考えたりしながらさぁどうする?
きつつきに使われている折ってしまった木の細い棒を買いに行こうと提案するも息子は涙を拭いて
「いい、大丈夫。テープで修理するから。」と言うので、息子にとってこの嫌な思い出を素敵な?思い出に上書き上書きだーーー!
と思い、このテープがいいかもーどう?ちょっとテンションのあがった息子は、いいねいいね!はさみは・・・と言いながらはさみも準備してくれ、一緒に協力しながら裂けて折れた棒を丁寧に丁寧に傷ついたであろう息子の気持ちを丁寧に扱うように修理しました。
これで上書きされたかどうかは分からないですが、ママにとってできることはこのくらいしか思いつきませんでした。
普段は、園から持ち帰ったものも勝手に捨てないようにしているし、彼のものとして扱っているのに怒りとはすべてをゼロむしろマイナスにしてくれる。はぁーやってしまったよ本当に。
これをされたのが自分だと思ったら息子のように優しく許しはしないだろうし、修理すれば大丈夫なんて思えない。子供ってすげーな。

そして、パパにこの出来事を話しながら
私から見たらガラクタに見える邪魔なものもパパにとっては大切なものかも。とパパのものも息子のもの同様大切にしたほうがいいな。と気づきました。




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