見出し画像

(エッセイ)連休の最終日になぜ落ち込むのか?

 「はぁぁ。明日から仕事か」っとため息をつく人や落ち込む。連休最終日は気持ちが落ち込む人が多い。さて、それはなぜ起きるのか?。
 
 なぜ人は連休最終日に落ち込むのか?
1.「休み」という解放と「仕事」という牢獄
2.生活リズムが乱れる。
3.そもそも働くのが嫌い
 
1.「休み」という解放と「仕事」という牢獄
 
 連休前日や連休中は「休みだし、自分の事やゆっくり体を休めよう」「せっかくの連休だから息抜き!」など、自分にとってメリットやポジティブになる行動をとる事が多く、連休終わりに近づくにつれて、自分の為の時間ではなく「会社の為=人や社会の為」になるため。人間だれもがネガティブ要素が迫ってくると、気持ちが落ちたり、苦難に立ち向かうために構えたりする為、気持ちの落ち込みや冷静になる場合があります。
 
 
2.生活リズムが乱れる。
 
 平日(勤務)と休日(休み)では、生活リズムが違う人が多々いると思います。
「明日は休みだから夜遅くまでゆっくりしよう」・・・睡眠時間のズレ
「明日は早く起きなくていいから、お酒がたくさん飲める」・・・摂取関連のズレ
「平日見れなかったテレビ番組をサブスクでまとめてみよう」・・・時間の使い方のズレ
 
 普段、仕事がある生活リズムは日本人にとって、規則正しい生活になる方が多いのかもしれません。朝起きて仕事に向かい、夜に帰宅して自分にあった睡眠時間で休む。これが数日間にわたって行いますから、体がそ行動に対して慣れていき、十分に機能できる体作りを行っていきます。
 しかし、連休に入ると時間のズレや、普段行わない行動をとる事にとり、ストレスを減らす行動をしているかと思いきや、体内や脳にとっては負荷になってる事があります。俗にいう「休み疲れ」というやつです。平日の活動に慣れた体がいきなり変化がある生活(休日)にいくと、疲れがたまります。そして、連休最終日になると、元の生活に戻そうとするため、脳が活発に活動し始め、疲労感が出てしまい感情の乱れにもつながっていきます。
 連休最終日の夜はそれが溜まった結果により、気持ちが乱れて落ち込む可能性があります。
 ※変則勤務の方は当てはまらない項目があります。
 

3.そもそも働くのが嫌い
 
 言葉通り。
 
 
 さて、今回は3つの要素を出してみました。休みの最終日というのは気持ちいい物ではありませんが、平日(仕事)に楽しい事が増えてくると、落ち込む事が減ると思います。落ち込むのがわかっているなら、対策もできるはずです。
 後、考え方を逆転する発想で、哲学者のカントはこう残しています。
 
疑う余地のない純粋の歓びの一つは、勤勉の後の休息である」
 
 
 この本質を理解し、明日からの糧にしてみるのもいいかと思います。
 
 
 
 
 
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?