こんにちはSt.Mです。幼少期から能力が開花しているギフテッドだけを支援するというのは大きなテーマだと思います。僕は今まで人生において塾含めて習い事に行かせてもらったことはなく、成績が急上昇したのは高校生からで、ずっと自分のことをバカだと思っていました。ギフテッドネスを持っていても貧困・虐待などで能力が開花せず、苦しんでいる人もいるのではないかと思います。僕自身のこれまでの人生を振り返っていきたいと思います。

幼少期～日中は部屋に閉じ込められていた～

母は僕らを部屋に閉じ込め外出し
（おまるだけ置いて）
教育団体の活動に身を捧げていました

これでは対人関係のスキルなんて
身につくはずがありません

全く家の外の世界について
無知のまま育ちました

小学校時代～毎日遊んで暮らす～

4人兄弟でお金がなく
「お金を使わない」暮らしをしていました

塾や習い事もなく
お小遣いは０円
お年玉も全額没収でした

毎日友達の習い事のない日を選んで
遊んでいました

「お金を使わない」という呪いを
強くかけてしまっていて

修学旅行などでも
お土産を買いませんでした

学校のテストは満点ばかりでしたが
それは普通だと思っていました
（簡単だから）

遊び友達のほとんどが
近所の私立中学を受験すると聞いて
小学校６年生になってから
思い付きで受験したいと言いました

最初の模試の偏差値は55くらい、、
平均が50と聞いたので
平均より少し上くらいかとしか思いませんでしたが

4年生あるいはもっと小さい時から
塾や習い事をしてきている人の平均より
毎日遊んでいた僕の方が上というのは
異常事態です

小学校6年生から勉強を始める場合
偏差値40ならば素質大いにありと見なされる
というのは最近になって知りました

親しかった友人はほとんどみな不合格で
僕だけが合格しました

僕は自分が頭がいいとは思わず
運が良かっただけ
としか思っていませんでした

中学時代～部活とゲームの日々～

HSP気質で対人関係がつらく

またお金もなかったため

家ではゲーム（RPG)ばかりしていました

運動部にも参加はしていましたが

「自発的な行動はいい結果をもたらさない」
という強い呪いをかけてしまっていたため

完全に受け身の姿勢で

与えられたことをこなすだけ
他はゲームの生活でした

高校時代～成績が急上昇、偏差値90～

基本的に宿題しかしていませんでしたが
高校時代になると成績が上昇し始め

全国模試でもトップクラスの成績になりました
家での一日の勉強時間は1時間くらい

自分の成績を鼻にかけた
嫌な奴になっていました、、

HSP気質で対人恐怖症
お金がなく狭い世界で生きてきて
世間知らずなので

空気の読めない行動ばかり
そのくせ

成績だけは良くて
それを鼻にかけた傲慢な奴

いろいろな呪いを自分にかけていて
何も行動できない
ほぼひきこもり

こんな状態でしたね

能力が顕在化していないギフテッド

僕はまだ「勉強の成績」という
ものさしではかれる指標が現れましたが

生まれた環境においては
能力が発現していないで
苦しんでいるギフテッドも
いるはずです

つまりはギフテッドネスを持っている人は
もっと多くいて

特異な才能が発現した人だけを
「特別視」するのではなく

そこから漏れている人がいることに
目を向けて欲しいと思います

最近ニューロダイバーシティという
概念を知りました

のん様の記事が
概念的ではなく具体的で素晴らしいので
紹介させていただきます

次回予告

異質な人間を排除しない
多数派＝正しいという暴力
同調圧力のない社会になってほしいですね

今回は外面的事実のみの話でしたが
次回からは積極的分離
ギフテッドがパソコンのOSを入れ替えるがのごとく

人格が変わって
自分を育てなおす現象について
書いていきたいと思います

ではまた！