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【ニュース】ダイハツ工業の不正で思うこと〜自分に恥じない仕事をしたい〜#006

ダイハツ工業の不正が世間を騒がせていますね。
メーカー勤務のみゃーこが、今回の不正について思うことをnoteに書きたいと思います。


ダイハツ工業の不正とは?

2023年12月20日、ダイハツ工業は製造・販売に関する認証試験で不正を行ったことを発表しました。
衝突試験や排ガス、燃費の試験など174件の認証試験の不正が行われていたことが発覚しました。
不正が発生した大きな原因は、「タイトなスケジュールでの商品開発売」と言われています。
現場は、スケジュール通りに商品開発を行うため、認証試験を軽視してしまったそうです。
また、国内の工場の自動車の生産を停止することを発表しました。
ダイハツの下請け部品、会社、運送会社や商社など幅広い業種に及び、経済への影響は計り知れません。

どんなに頑張っても製品試験は短縮できません!

新商品開発の工程で時間がかかるのが、製品試験なんですよね。
人員を補充するすれば、なんとかなる工程もあります。
しかし、製品試験は人員を補充しても短縮するのが難しい!
製品試験には規定があります。
例えば、機構であれば「数千回以上同じ繰り返して異常がないか確認する」、材料の品質を確かめたかったら「数十日以上〇〇℃の環境に置いて異常がないか確認する」等の試験項目があります。
時間はテレビのように早送りすることができないので、基準通りの製品試験を行ためには、ある程度の時間が必要です。
どんなに頑張っても製品試験の期間は短縮することはできません

ダイハツにも、商品開発に携わったエライ人はいたと思います。
試験に時間が必要なこと、品質基準を満たしていない商品を発売した時に発生するリスクは理解していた思います。
それにもかかわらず、このような試験の不正が発生してしまったのは、組織として正常な判断ができない状態だったと思っています。

立場が危うくなると正常な判断ができない

みゃーこの会社は、早期退職が実施されいます。
早期退職が実施されると、会社の雰囲気がめっちゃ悪くなるんですよね。
社員に気持ちの余裕がなくなって、「他人を蹴落としてでも、自分の地位を守りたい!」という人が増えます。
そして、エラくなればなるほど、「他人を引きずり落としてでも、自分の地位を守ってやろう!」という人は増えると思います。
自己保身に走って正常な判断ができなくなっているエライ人は多いなと感じています。

ダイハツもみゃーこの会社と同じ状態だったのでは?と思っています。
ダイハツは、2016年にトヨタの完全子会社になったそうです。
経営層に近いポストはトヨタ出身となるため、ダイハツの生え抜きの人は、年功序列で順当に出世できないと思います。
「不正を明らかにしたら、今の地位が危ぶまれる・・・自分の地位を守るために不正を見過ごそう!」と思った人がいたかもしれません。
現場の不正よりも自分の地位を守ることが優先されて、正常な判断ができなくなっていたかもしれません。

ダイハツの不正で思うこと

今回のダイハツの不正は他人事とは思えません。
みゃーこの会社は自己保身に走って正常な判断ができなくなっているエライ人が増えているので、ダイハツのような不正が発生する可能性は高いです。

「良い仕事をする」よりも「自己保身」が優先してしまう生き方はかっこ悪いです。
みゃーこは、お給料と同じくらい「自分に恥じない仕事」をすることが大切だと信じています。
上司から自分の信念に反することを強要されたら、会社から卒業できるように、自分自身のスキルを高めて行きたい!と強く思いました。

まとめ

今日は、ダイハツ不正について書いてみました。
不正が発覚した時、自己保身のため正常な判断ができなくなる人は多いと思います。
地位や名誉に目が眩んで不正に走らないために、「自分の判断基準」を大切にしながら仕事をしたいなと思います。

今日はここまで!ばいばーい!


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