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【金盞香 立冬 末候 一】

【金盞香 立冬 末候 一】

しだり尾を
なぞる刹那の
雨音に
凍ゆ肩かも
ながながし夜

しだりを を
なぞる せつな の
あまをと に
こごゆ かた かも
ながなが し よる

今さらながらと思いつつ
開いた百人一首。
第三番 人麻呂の歌に目をやった途端
窓を叩く風雨、。


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