見出し画像

大奥/よしなが ふみ

堺雅人さんのドラマ「大奥〜誕生[有功・家光編]」で、大奥に嵌りました。大河ドラマ「篤姫」の家定以来の堺雅人ファンです💕やっぱり大奥繋がりですね😅

二宮君の「大奥〈男女逆転〉」は、映画館で見たのか、ドラマの後にDVDで見たのか、あまり記憶にありません😅(見たことに間違いはないんですけどね💦💦💦)
そして、映画「大奥〜永遠[右衛門佐・綱吉編]」最高でした。
[右衛門佐・綱吉編]は、その後もDVDやテレビでの放送で何回も楽しませていただきました。

そして・・・今回のNHKでのドラマ放送。
吉宗、カッコいい💕
[家光・有功編]はおいといて😅😅😅
仲里依紗さんの綱吉、エロい💕💕💕
山本耕史さんの右衛門佐、エモい💕💕💕💕💕

完全にど嵌りで、とうとうよしながふみさんの原作漫画に手を出しました。

全19巻、Kindle版ですが、3日間で読破しました😅
原作漫画は、家光から15代将軍慶喜、江戸城開城までの約250年間を、虚実綯い交ぜて描いています。

先ずは、ぼんくら将軍として描かれることの多い家定が、かなり魅力的に描かれていて一安心(なにせ、かつて堺雅人さんが演じた人だから😅)
そして、家茂。幕末の徳川家を支えたのは、この2人の将軍と篤姫・そして皇女和宮でした。大河ドラマ「篤姫」も同じ視点で描かれていましたが、この見方、かなり好きです。

そして、私の推しは、何と言っても田沼意次です。
この人も、一昔前の時代劇では、悪役として描かれることが多い人でしたが、最近は、革新的な新しい考え方を持った人物として描かれることが多くなりましたね。
そして、平賀源内。彼・・・じゃない、彼女も魅力的です。源内は多分意次のことが好きなんですよね(女同士だけど・・・)意次の命を受けて、赤面疱瘡の謎を解明しようと全国を旅して回ります。
さらに青沼(男性)。彼のモデルとされる歴史上の人物はいないようです。
源内は実在していましたが、彼の人となりは不明確な部分が多いようです。
そのせいか、彼等が活躍する8〜10巻は、恋愛要素が少ないものの、ストーリーとしてはかなり熱く、感動的でした。
青沼と源内の悲劇的な最後が、新しい時代への幕開けへと繋がっていくのです。
そして明治となって、胤篤(天璋院篤姫)から幼き津田梅子に語られる強烈なメッセージ。

よしながふみさん原作のドラマは、「きのう何食べた?」も見ていて、好きでしたが、漫画は初めて読みました。
徳川250年の歴史を、よくぞこれだけドラマチックに仕上げたものだと感心しました。

それにしても江戸城開城から155年。
女性活躍推進法なんて作っても・・・まだまだの現代です。

NHKのドラマ「大奥」はしばらくお休みした後、秋にシーズン2が放送され、慶喜の代まで扱うそうなので、楽しみに待ちたいと思います。
そして私は、駆け足で19巻まで読んだので、今度はもう少しじっくりと、細かいところまで注意しながら、この原作漫画を再度読み直したいと思います。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?