見出し画像

夢と未来を育む宇和島看護専門学校

こんにちは。
うわじま市民ライターのヒロさんです。

今回、ご紹介したいのは、未来の看護師のたまご‪⸜‪‪‪‪‪︎🐣⸝‬‪‪を育てている宇和島看護専門学校です。実は私もここで指導員として勤務していました。夢を目指して勉学に励む看護学生。数々のドラマを残しながら『命』と向き合う学校生活を、いろんな方に「見て」「知って」「感じて」もらいたい。そんな思いを込めてご紹介いたします。

宇和島看護専門学校の看護学生
いつも明るい笑顔で素敵です☺️✨

宇和島看護専門学校の歴史

宇和島看護専門学校は、正光会を主体に設置され、令和6年で創立30年目となりました。
しかし、歴史はもっと古くから続いており、看護学校が地域に根づくまでの道のりが感じられます。

看護学校が開校するまで

正光会ホームページより
現在の1995年(平成7) 4月 宇和島市伊吹町に
「財団法人 宇和島看護専門学校(3年過程)」開校
宇和島看護専門学校(宇和島市伊吹町)

現在の宇和島看護専門学校

宇和島看護専門学校は、愛媛県南予唯一の昼間3年課程。1学年40名の看護学校で、卒業後、看護師国家試験の受験資格、保健師・助産師学校の受験資格、大学の編入学受験資格をとることができ、専門士の称号が付与されます。創立30年目を迎え、2023年で愛媛県南予を中心におよそ930名の看護師を送り出しています。

学校の設備紹介

1階には教員室や会議室と、学生が使用する情報処理室と更衣室があります。

放課後の情報処理室で勉強する看護学生

情報処理室ではパソコンを完備しています。授業中には情報リテラシーなどの講義を受け、放課後は1年生から3年生まで自由に利用することができます。パソコンで患者さんの病気や薬について検索し、教科書以外の知識を深めることに役立てています。病院では電子カルテを使用するため、普段からパソコン操作や情報処理について学んでいるのです。

男子看護学生も頑張っています☺✨

2階は教室と演習室があります。エレベーター前のエントランスホールでは学年関係なく学生がリラックスしたり勉強しているため、分からないことがあれば先輩が自分たちの体験談を交えて教えてあげています。私が勤務していた時は、学生が頑張っている姿を、「頑張って〜!」とあたたかい目👀で見守っていました。(笑)

実習室

3階には実習室と図書室があります。
実習室では演習用の白いポロシャツに更衣して、身体看護の実技練習や実技テストを行います。演習内容によっては実習衣を来て取り組むこともあります。1つの項目を何度も繰り返し、基礎を身体に染み込ませます。『なぜそれが必要なのか(目的)』『どんなケアを患者さんが望んでいるのか(目標)』『どんな方法で行うのか(根拠)』をしっかり考えながら練習していきます。そのため、ペアの学生とのコミュニケーションも重要になります。自分が何をすべきか、相手は何を考えているか。常に考えながら、同時に技術も習得することは容易ではありません。何度もイメージして実践することで、学生は経験を積みながら相手の立場になって考える心、先を予測して考える力を養ってゆくのです。厳しい現実の後で成功体験できることで自信につながります。さらに工夫してチャレンジし続ける学生もいます。凄い!

図書室

放課後の図書室は学生の貴重な学習時間です。同じ病気のことでも何冊も本を集めて、自分が理解できるようにノートにまとめます。宿題をこなす学生もいます。

図書室

図書館は全学年が利用し、当番制で2年生や1年生が管理しています。宇和島看護学校では、学生が自由に教員に相談しやすい環境があります。1年生の時から授業の準備や教室の掃除など日直業務や係の仕事を担当し、自分たちのことは自分たちで考えることを意識できる仕組みがあるのです。こういった普段の学校生活が3年生の病院実習が始まった時の糧になっていくのですね。

講堂

4階は広い講堂があります。入学式や年間イベント、発表会、卒業式など大きな行事の際にみんなが集まります。

卒業生と記念撮影📷✨

特に入学式と卒業式は感動的です。
これから夢を目指して希望に満ちた入学式。
厳しい学業を乗り越え、それぞれが描く次のステップへ羽ばたいてゆく卒業式。
その貴重な瞬間に立ち会えたことに感謝しています(* 'ᵕ' )☆

夕暮れ時の学校風景

夢と未来のその先に待っているもの

宇和島看護専門学校に通う学生は宇和島市、愛南町、西予市、八幡浜市、鬼北町など通学距離も時間も移動手段も様々です。また、県外からも入学希望者がおり、初めての1人暮らしをする学生もいます。3年間、夕方まで学校で勉強して車や自転車、電車通学している学生を見ていると、無事に家に帰って少しでも眠れますように…と母心のような思いを抱くこともありました。
実習の環境にも恵まれ、市立宇和島病院、JCHO宇和島病院、正光会病院、老健施設、市役所、保育園など1年間かけて小児、母子、老年期の病棟や施設をまわります。コロナ禍で厳しい条件の中、無事に実習を行うことができたことは、とても貴重でありがたいことです。こうやって看護学生は3年間の学問と病院実習を乗り越え、国家試験を受験。卒業後は、地元に貢献したいと宇和島市内の病院や愛南町に就職活動する学生もいます。自分のできることを見つけたいと県外に就職する学生もいます。それぞれに夢を叶え、未来に向かってステップアップしていく。宇和島看護専門学校はそんな夢と未来を育む学校だと思います。南予で唯一の看護学校なので、これからも地域のみなさんと共に成長して行けるよう応援していきたいです!
興味がある方は、年に2回オープンキャンパスがありますので、ぜひ参加してみてください。

#うわじま市民ライター2023
#うわじまシティブランディング
#宇和島
#宇和島看護専門学校
#看護学生
#地域
#人
#暮らし

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?