戦争の影響で小麦が値上がりしてるそうです。

ウクライナはパンが主食。不安定な情勢の中で、いつも食べているものが食べられないと、人は心が落ち着かなくなるものです。

私たちが彼らのためにできること、今日から始めてみませんか？

日本の小麦の輸入量をなんとか確保しよう！
じゃなくて、まずはフードロスを減らしてみましょう。

なぜ？

日本のフードロスの量は、世界の飢餓で苦しむ人たちをお腹いっぱいにできる量に匹敵しているからです。

それなのにバンバン食べ物を輸入しまくるって、おかしいですよね。
そこでお勧めしたいのが、おからの活用です。

豆腐の副産物であるおから。クッキーやケーキにちょっと活用されてたりしますが、ほとんどが廃棄されてるんです。でも、あんなに安くカサ増しできる食品なんて、他にありますか？店によっては無料でもらえるところもあるのに！

私はおから＝都市鉱山と思ってます。現状、豆腐メーカーはおからの処分にお金を払ってます。豆腐を作るなら、どうしても出ちゃいますからね。でも使い道がなかなかない。

もしおからを活用できたら、豆腐屋さんは処分費用を払うどころか収入が増え、活用する側も安い材料でビジネスが始められる。めちゃんこwin-winではないでしょうか。

じゃあどうやっておからを使うのか。

そこでここから、私（ヴィーガン ）が普段どうやっておからを食べてるか、また、おからに商機を見出した人たちの先例を紹介しますね。

ヴィーガン向けおから料理

・パン生地に混ぜて糖質オフ

小麦粉100%のパンって、糖質が気になりますよね。しかも強力粉って高いじゃないですか。なので私はおからをちょっと混ぜて、かさ増しと糖質オフを実現させています。

おからの比率が高くなりすぎると上手く膨らみませんが、小麦粉に大して30%くらいまで入れても大丈夫。好みによって調整してみてくださいね。

私はいつも目分量で作っちゃいますが、探すとおいしそうなレシピが結構ありました。週末に挑戦してみたいですね↓ (^^)

小麦粉不使用でグルテンフリーのレシピもありました↓

・山芋や長芋と混ぜてお好み焼きに

みんなが大好きお好み焼き。粉もんの代表格ですが、おからでもおいしく作れます。このレシピはたまご入りですが、ヴィーガンなら入れなくてもいいのでは。出汁は椎茸や昆布、豆の戻し汁などで代用可能です。

・米粉と混ぜてパンケーキに

小麦粉の代用となる米粉。それにおからを混ぜちゃうイケイケレシピです。おいしそう…。田舎の直売所や道の駅に行くと、地元の米の米粉が売ってますので、是非地元の米粉で試してみてください♪

・片栗粉と混ぜて「もちもちおから団子」に

小麦粉で作るニョッキみたいな、もちもち団子のレシピです。トマトソースと絡めてもいいし、みたらし団子のタレをかけても美味。

このレシピは牛乳入りですが、私は水でやってます↓

このレシピもおいしかったです↓

今日はご飯を炊くのが面倒だったので、おから団子を大量に鍋に入れて、主食代わりにしました。かなり満腹になりますよ。

おからを活用した商品

クッキーやキッシュ以外にも、いろんな用途に使えるおからさん。ちょっと面白い商品を紹介しますね。

・おからこんにゃく

その名の通り、こんにゃくにおからが入ってます。おからのボソボソ感は皆無で、マクロビレストランでは焼肉丼に使ったりしてます。欧米系の料理を出すヴィーガンレストランだと、小麦グルテンを使ったセイタンを肉の代わりに出しますが、セイタンを作るには大量の小麦が必要。小麦不足が叫ばれる今、小麦からグルテンだけ取り出すのはやめた方が良さげです。

・おからミート

スイスのスタートアップが大豆ミートならぬおからミートの開発をしてるみたいです。海外でも豆腐は普通に見かけますが、おからを売ってるのを見たことないです。欧米ではヴィーガンが当たり前になってきてるので、おからミートはこれから成長が見込めそうです。

・おからの猫砂

ねこちゃんのトイレに使う猫砂。小麦の代用ではないですが、こんな風におから使ってる企業がたくさんあります。ねこちゃんが誤飲しても大丈夫らしいです。たまにトイレの砂食べちゃいますからね🐈💦

私が子供の頃は世界の人口は65億人と習いましたが、今日見たら78億人でした👀

みんなを食べさすために農作物を増産することも大事ですが、今まで捨てられてきた食品に目を向けることも必要です。

しかも、おからなら小麦と比べて糖質オフにもなる。

使わないともったいないですね！(^^)