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クリスマスツリーは本物をレンタル!伝統行事もサステナブルに

日本ではプラスチック素材のクリスマスツリーを飾ることが多いですが、ヨーロッパでは本物の木の方が主流です。しかし、1月6日を過ぎるとツリーは廃棄されるので、大きな社会問題となっています。

ツリーはなかなか大きいですから、田舎の一軒家に住んでいるならまだしも、都心のマンション住まいだと収納場所の確保は困難です。そこで、イギリスではツリーのレンタルサービスが人気を呼んでいます。

London Christmas Tree Rentalでは、オウシュウトウヒと呼ばれる木をクリスマスシーズンに合わせて貸し出すサービスを提供しています。利用者は借りているあいだ毎日ツリーに水をあげなければいけません。大事に世話をすることにより、来年もまた誰かがツリーを借りられるようにするためです。

ツリーはいくつかのサイズから選べ、小さい子供がいるなら安全を考慮して低めの木を、広いリビングに堂々と飾りたいなら大きめのものを借りられるようになっています。

イギリスは環境問題に対する意識が高く、すでに似たようなサービスがたくさんあるようです。クリスマスは毎年あるイベントですから、買っては捨てを繰り返していては森がいくつあっても足りません。みんなが大好きな伝統行事を持続可能にするために、日本にいる私たちも環境に配慮しながら準備を楽しみたいものです。

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