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「歌手の〇〇みたいな歌い方」には2通りある。

偶然が重なる時ってありますよね。
枕詞に「良くも悪くも」をつけなくちゃならないのが悲しいのですが、
今回は良い偶然が起こりました。

今日は新宿のスタジオでスタ練、そのまま南船橋まで戻って生徒様の出ているライブを観てきたのですが、そのイベントの出演者の中にとても上手なボーカリストの方がいました。
まるで河○隆一さんのような歌い方をされていたのですが、とても伸びやかなロングトーン、自然なビブラート、豊かな抑揚のある声でした。
ステージパフォーマンスの細やかなところまでリスペクトが素晴らしかった。

その方の歌を聴きながら、ふと。
つい昨夜、人と話していた時に話したことを思い出したんです。
「モノマネみたいな歌い方の人いるよね」という話だったのですが、
「〇〇みたいな歌い方には2通りあるんだよ」と僕は話していたわけです。
(そんな話をした翌日にそっくりな歌声を聴けるとは思っていなかった!笑)


さて、何のことだと思いますか?

二つ通りの「〇〇っぽい歌い方」について


まず一つは「表面的にコピーをする人」
発声、歌唱技法、ステージング、MC、ファッションなどの模倣から入るタイプの方ですね。
熱心なファンでもあることから「〇〇さんのようになりたい!」というタイプに多い印象があります。
趣味で楽しむ分にはそれで良いのですが、アーティストとして活動されている方の場合はやや難があります。
「自分の歌&スタイル」を見つけられないタイプになる傾向があるからです。

もう一つは「内面性を理解した上でコピーをする人」
内面をトレース、あるいはオマージュした結果で、本家と同じスタイルにたどり着くということですね。
「〇〇のやっているようにやってみたい!」という方はこれに当たります。
本家の人が「何」のために「どういう考え」をしていて「どういう意識」をしているのか。
それらの理解が深ければ深いほど、コピーの精度は上がります。
「〇〇だったらこうする」のイメージがより綿密に出来上がるためです。
つまり「技を盗むことができる」タイプの人なんです。

まとめ

「その人になりたいからマネているのか」
「その人のように誰かの心を動かしたくて、探求した先でマネに行き着くのか」
この二つはまるで別ものだとおわかりいただけたと思います。

はじめは前者からでもいいんです。
けれど本格的に真似たいのなら。
あるいは、あなたが「アーティスト」であるのならば。
技は盗んで自分のものにしてしまうことお勧めします。
今日僕が観た彼のように!!笑

今日は以上!
1000字程度(普段より少なめ)でいい感じの記事をかけて大変満足なYoshikiでした。

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