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【スタッフ紹介】私が新卒でvery50にjoinした理由

皆さんはじめまして!very50スタッフの大浦菜々佳(おおうらななか)と言います。今回の記事では、私がvery50と出会ったきっかけ、そして新卒社員としてjoinするまでの経緯をお話しします。ぜひご覧ください!

Profile
近畿大学経営学部卒。学生時代にエシカル消費に関心があり、大学3年次に学生団体立ち上げ期に参画、年間1000人以上を動員するイベントを運営。他にも、大学では1年次に学内ビジネスコンテストで優秀賞を受賞。シード期のスタートアップでCSとしてインターン。very50では、大学生向けプログラム「DiG(Development in the Ground)」に参加した後、高校生MoGの大学生メンターとして従事。

very50と出会うまでの私

スポーツ漬けの毎日

高校卒業までは、スポーツに明け暮れる生活を送っていました。特に熱中したテニスは、誰よりも早く練習に来て学校が閉まる時間まで居残り。スポーツならではの、努力を継続し物事を達成することの面白さに魅力を感じていました。いま当時のことを振り返ると、自分の基礎の大半はスポーツを通して出来上がったと思います。

引退試合の写真

国際協力との出会い

スポーツに燃え尽きた私は一般受験をして、アルバイトやサークルに行き、週末は友達と飲みに行くようなごく普通の大学生生活を送っていました。コロナがスタートして日常が一変した大学2年生の春、「自分はこのままでいいのだろうか。部活で感じた何か熱中できるもの/心が熱くなる体験がしたい」とモヤモヤしていました。そんな時に、very50のプログラム出身者が立ち上げた国際協力系の学生団体への参加の誘いがありました。(後々のvery50との出会いにつながります)

当初はなんとなくやってみるかの軽い気持ちで参加。活動にも慣れてきた頃に、カンボジア現地NPO法人のスタッフの方からお話を聞く機会がありました。自分が生活している裏側で途上国では様々な問題が起こっていることに強い衝撃を受けたことを今でも覚えています。更に、深刻な現状について知らなかった自分にショックでした。何か自分が貢献できることは無いかと国際協力への想いが芽生え始めました。自分なりのビジョンを掲げて行動している周りの学生から刺激を受ける日々はすごく楽しかったです。そんな仲間たちが「ライフチェンジになるいい経験だった」と口を揃えて言っていたvery50のプログラムが気になり、自身のスキルアップになると思い参加することを決意しました。

very50との出会い

いざ、プログラムへ参加

私が参加した「DiG(Development in the Ground)」は、鳥取県大山町を舞台に学生自らその土地ならではの課題を発見、ビジネスアイデアを作成し、現地の事業家に提案するという課題解決型プログラムです。最終日には現地の事業家にプレゼンを行います。大山を訪れた当時は、大学3年生がスタートする直前の春休みでした。

結論から言うと、物凄く失敗しました(笑)。現地の事業家の期待に応えられず、最終プレゼンの提案は失敗に終わりました。3ヶ月間に渡って積み上げた努力が最終日で一瞬で崩れ落ちる感覚がしました。熱量持って社会課題に向き合い続けたのにも関わらず、結局何もインパクトを残せなかった自分自身の未熟さを感じて本当に悔しかったです。ですが、睡眠時間を削りながら溢れ出る感情を仲間とぶつけ合いながら議論した経験、very50のスタッフの皆さんに学生扱いではなく1人の人間として向き合ってもらえた経験は今までにない貴重な体験でした。失敗には終わったものの、今後の成長の可能性を感じながらプログラムを終えました。

今でも定期的に集まる仲間たち

very50のプログラムを経て将来的にソーシャルビジネスの世界で活躍する人材になりたいという想いが強くなり、まずは自身の経験値/スキルを高めようと考えました。プログラムを通じてさまざまな社会問題の現状を初めて自分の目で見ることができ、問題の1つ1つの原因が複雑に絡み合っていて解決することが容易ではないことを体感しました。DiGで自分の問題解決能力の無さを痛感する一方で、そんな難題を解決する存在への意欲が高まりました。

悔しい気持ちをバネに、大学でのプログラムや長期インターンシップなど落ちている機会は何でも参加し、自ら学生団体も立ち上げて活動をしていました。特に、立ち上げた学生団体では自ら考え実行する力がかなり身についた気がしています。最終的には年間1000人以上の学生を動員するイベントを開催する団体まで成長させることができました。長期インターンシップでは、自身の仕事に対して責任を持つこと、そしてそのプレッシャーの中で目標以上のバリューを出して組織に貢献することに尽力しました。社員同様に仕事を任せてもらい、その都度アドバイスをしていただいたインターン先にとても感謝しているし、ビジネスのベースとなる部分を多く吸収することができたと感じています。

ちょうど就活の時期も重なり、引き続き課題解決力を中心としたビジネス力を高める為にファーストキャリアでコンサル業界を選択。「誰の何の問題を解決したい」という思いが当時はまだ明確ではなかったので、世の中の現状を知りながら自分の社会問題との関わり方を模索しようと考えました。

初めてイベントを主催した時

大学卒業までにもう一度very50と関わりたい

無事就職先が決まった頃、MoGの大学生メンター(高校生向け問題解決型プログラムの大学生サポーター)の募集の連絡がありました。人生で出会った大人の中で1番正面から向き合ってくれる人たちで、これからの自分の可能性を見出してくれたvery50にもう一度関わりたいと思っていた私は応募を即決。実際にプログラムに2回同行しました。目の前の課題に必死に取り組む高校生の姿を見て、サポートする役割の自分が勉強させられることの方が多かったです。プログラム最終日には熱い想いが込み上げてくるほど充実した時間を過ごすことができました。メンターへの挑戦や長期インターンシップでの業務をこなしながら、徐々に自分自身の今後のビジョンを考えるようになりました。

京都でのプログラムにて

自分のビジョンを達成できる場所

大学メンターとして2回の活動を終えた大学3年生の年末。改めて自分の今後のビジョンを考えた時に、「日本でエシカル消費が当たり前の仕組みを作る」ことが自分の人生をかけて達成したいことだと思いました。今まで行ってきた活動を通して、国内外を問わずに起きている社会問題の裏側で自分らしい生き方を歩むことができず苦しんでいる人、環境破壊につながる消費をされている現状をたくさん見聞きしました。その現状はおかしい、放っておくことはできないと思った私は、相手を思いやる消費を広めることができれば、広義的に社会問題の解決を達成できるのではないかという結論に至りました。特定の社会問題に絞るのではなく、社会起業家のサポートや新しく挑戦する人材を作っていくことが解決策として自分なりに導いた答えです。また、ソーシャルビジネスの世界でアクションを起こしているスタートアップで長期インターンをしてみて、ビジネス力はどこにいても主体的に取り組むことができれば身につくし、何よりも社会の現状を近くでもっとみていくべきだと感じました。そのため、ファーストキャリアにコンサル業界を選択したことは遠回りな道だったんじゃないかとモヤモヤしていました。

そんな時に、very50代表の菅谷さんから「内定先を辞退してvery50に入らないか?」と連絡がありました。あと3ヶ月程で卒業する時期だったので、正直かなりびっくりしました。ですが、今後の自身のキャリアについて考える良いきっかけになると思い、スタッフのみなさんと面談をさせてもらいました。面談を通じて、自身のビジョンの達成に向けて、社会問題の現状を見ることや自ら問題を解決する力養っていくこと、取り組む人を増やしていくこと、挑戦をサポートすることもやりたいこと全てがvery50に詰まっていると感じ、ここで自分のビジョンを体現したいと強く思い入社を決意しました。

入社式では自分のことを温かく迎え入れてもらい、1番自分らしく働くことができる環境で仕事をスタートし、とても嬉しく思っています。「自立した優しい挑戦者」を1人でも多く輩出し、挑戦のそばで応援できる存在になれるようにこれから頑張っていきます!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
引き続きvery50をよろしくお願いします!

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