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ニック岡井氏ソウル・ステップDVDとBEGINのマルシャショーラCD

【1966年、ファンキーブロードウェイという名のソウル・ダンスが初めて日本上陸。
〜略〜
これはソウル・ダンスの歴史そのものといえるニック岡井自らディレクションをした唯一のソウル・ダンス/ソウル・ステップ教則コンテンツなのです!】

Amazonから届いたDVD『60・70年代のソウル・ステップとソウル・ダンス』にはそんな心踊るガイダンスが書かれていた。

ニック岡井さん(1947〜2007)DJ、ダンサーだ「可愛いひとよ、ここへおっいで〜🎵」レコードも出している。

かれこれもう4年、いやまだ4年?ネトフリやYouTube漬けのコロナ禍で私はニックさんに出会った。ニックさんが活動全盛期の70年代は自分はまだ小学生だが、80年あたりからはディスコど真ん中世代だ。前のめりからのへビロテしてるうち、とうとうDVDを買ってしまった。

ニック先生(もう先生、笑)のソウルステップ教室だ。ステップにはちゃんと名があるのだね~ゲットレディ♪知ってる〜サンシャイン!チャチャ!【地域や店により踊り方やステップ名などに微妙な違いがあるとのこと】

運動不足が緩和され、苦手な家事もリズムではかどる。あの頃のどんよりした空気からも随分救われた。買ってよかったDVD。

軽やかな足捌きと連動する上半身のしなやかさバランスラインがメッサ美しい(分かりにく?)ニック先生。細身パンツスーツにとんがった靴も😎お洒落だ。

長居出来る遊び場としてディスコ(バイキング料理が並び女性の方が入場料も安かった)は重宝された。大阪キタだと梅田駅(国鉄大阪駅)界隈、阪急東商店街あたり、ミナミなら心斎橋あたり。

そういえば、昼間から営業する大箱バンド付きディスコが東商店街にあって、お昼やから行けるかもー?と初トライした中2(するな)

案の定、入り口の強面兄さんに

「こら! 子供は入られへんぞ、帰れ!」

ハエのように追い払われた。笑。

10代後半なると心斎橋に『ジジック』が出来た。有名なキラキラ系『マハラジャ』前身のような店で本格的ディスコブーム到来だ、でも(幸か不幸か)お立ち台はその頃まだない。

来てる客たちを分類して楽しんだりもした。

自分や友達のように上手な人を見つけてはひたすら真似する【練習生タイプ】

次のチークタイムまでにと声をかけて回る【どっから湧いてきたん飢えに飢えてる雄タイプ】

踊りプロ級のあまり周囲が思わず取り巻いてしまう【サタデーナイトフィーバータイプ】

踊る君を観ていたいだけの【じっとり見学タイプ】オッさんに多かったかも、笑。

ブルースーツがニック先生😌初めて見つけたときのYouTube

グレー(茶?)はブラザー・コーンさん。バブルガムブラザーズ「won't be long♪おまえのためにすべて🎵」

そしてもうひとつ、楽しくノリノリ♪いつのまにか運動が💪出来る一石二鳥コンテンツは、長年の推しバンドBEGINのマルシャショーラ🎵CD1と2がある。

マルシャショーラとは、サンバの基となったリズムだそうだ。海外への開拓移民政策が盛んに行われていたころ、沖縄からも多くの人がブラジルへ渡った。その関係から沖縄出身の彼らは、ブラジルでライブを行うなど親善交流をはかってきた。もちろんハワイでも。

ライブでは、関連する歌の合間にそんな話を少し聞かせてくれる。もちろん沖縄や石垣島の音の話も。

他人ごとじゃない海は世界は太古の昔から繋がっている♪系譜が見える大事なメッセージをこうして毎回エンタメにのせて伝えてくれる。
彼らは立派な世界的アーティストだと思うのだ。けれど、いつ観てもいたって飄々と淡々と(そう見える凄さ)稀有な存在だ。

「さあ、皆さんご一緒に〜っ!」

ライブで、そのマルシャショーラコーナー🪘が始まると、年齢層高めの観客席も張りきってブラジルを体感する。まあまあクタクタになるが、た、楽しい、み、水はどこ状態。笑。

公式サイトより↓聞き慣れた昭和歌謡がこんなリズムになる。こんな楽しみ方もあったのかと嬉しい味変だ☝️

そしてシュンタロウ〜ファイティン!(母の気持ちみたいなファンより)

終わり

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