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生きている不思議 死んでいく不思議

今朝、相互フォローさせていただいていた umi no otoさんがお亡くなりになったという娘さんの投稿を拝見して、
先日からご紹介しようと思っていた、ここぴさんのピアノの記事と共に、思うことを書いてみようと思います。

まずは、私の写真を見出しに使ってくださっている、ここぴさんの記事。
「千と千尋の神隠し」の「いつも何度でも」の演奏をYoutubeでされています。

2011年、ちょうど父を見送ったあたり、この曲を耳にすることが多かったのですが

さよならのときの 静かな胸
ゼロになるからだが耳をすませる

というところを聞くと
心拍を表す線が、ただまっすぐ平らに映されている画面を、なぜか思い出します。
歌詞の全体がもう心に深く入ってきて、泣けて仕方がなくなるのです。

ここぴさんのピアノの演奏は、他の曲も静かに染み入ることが多くて
なんだかいつも泣けます。
ぜひ聞きに行かれてください。

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umi no otoさんとは言葉を交わすことはほとんどなく
記事をあげるたびに必ず見てくださっていたようでした。
乳がんのステージ4ということで、頑張っておられて
なんとなくいつも気になっていました。

ある時、私の記事にはじめてコメントをくださり
「記事を見ると、気持ちがあがります」と書いてくださって
とても嬉しかったのでした。

ご自分がしたいと思っていた社会的な活動もされて
でも、痛みがひどくなったり、だんだん身体が動けなくなられたようで
前向きな投稿もされていたけど、どれほど怖いかと想像すると
こういう書き方をしていいかわからないけれど
本当に大変な道を選ばれた、強い方だなと思っていました。

先日、ひさしぶりにスキを下さって、
それが最後になりました。

窮屈で不自由な身体から解放され
今は安らかでいらっしゃると思います。
ここからまた続いていくのを私は知っているので、
来春の息子さんの卒業式も、きっと見守られることだろうと。

不思議だけど、ちょうど昨日くらいに
どうされてるかな?と思い出していたのでした。
そういえば、
先日も、友人のお母さまが亡くなって
そのときも、知らせを聞く前に「今日どうしてるか」と
思い出していたんですね。
なにか、そういう知らせを感じるのかな。

そういうわけで、
私はこれからもスピリチュアルなことを書きますよ。
さよならしても、また会えることを身を持って体験しているので。

書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。