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ゆく人来る人

バッハが生まれて
ベートーヴェンが亡くなって

バルトーク
バックハウス
ブーレーズ

まだまだいると思う

よく見てみると
面白いね

春の始まるこの時期に
色々な入れ替わりが起きてて

帰ってゆく人
訪れてくる人



シェーンベルクからアルバンベルク、ベルク
へと流れて

ふと途切れた流れを

バルトークがどこかで受け継いでるはず

そうずっと思ってきたけど
彼のバイオリン・コンツェルト
ここによく見える

ベルクのコンツェルトと
すごく似てる

そしてスクリャービン

音楽の系譜なんて言うとね

傑作残した作曲家

のことだと思われがちだけでど

そうじゃなくてね
あなたと私の織りなす
人間関係

そんな感じ



アメリカで成功を与えられた
ラフマニノフは

勿論御前演奏もしてるから

同じことした他の人たちと一緒くたに

「名前を残す行為をした」

って思われがちだけど

私達に選ぶ権利がないのは
誰も一緒

自分と自分の周りだけでなく

世のプレッシャーさえ
担いで
淡々と歩ける人が

選ばれるだけ

20世紀の端っこに
ちょこんと現れた
私の目から見える
渓流が地下へ潜る
その直前の流れを

今年の桜は
去年と違う

でも同じ桜

なんかこんなうたがあったね

今日の締めくくりは
バッハのロ短調ミサで

アルバン・ベルク:ヴァイオリン協奏曲
https://youtu.be/yjVTClpoDk4?si=rYwoARrqw5wXRb5C

バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第二番 初演

https://youtu.be/zDRhvgMWK3A?si=CvUuGN8wcwOSge6j

スクリャービン by スクリャービン

https://youtu.be/xgD8Qq01CxY?si=1gXzm6fGtgMUE-LA

バッハ:ロ短調ミサ


Photo; ©️Sirun Semerjyan Old Armenian Church, the Vahramashen Church

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