「仕事に『好き』を取り入れるなんてありえない」と思っていました。 〜仕事に『好き』を取り入れて成功した2つの事例〜
楽しく仕事をするには仕事に「好き」を取り入れるのが良い。
昨日のエクスマセミナーであらためて感じました。
「仕事は真面目に。笑顔なんて見せずに真剣な顔つきでやるんだ。」
ボクが昔大きな旅館グループに勤めはじめた時に心に決めて仕事をしていたら
「そんな眉間にシワを寄せた顔じゃお客さまが近寄りがたいでしょ」と、初日に女将に注意されました。
「だって仕事は真剣にやるもんだろ?」
なにもわからないくせに生意気に心の中で言い返したけど、「確かにな。自分がお客さまだったら仏頂面イヤだもんな。」って思って笑顔を練習しました。
最初は作り笑顔とバレていたかもしれない。それでも”笑顔でいることは大切だ”と信じてやっていきました。
でも笑顔でいるのにはコツがあります。自分自身の機嫌をよくすること。
そのためにも仕事は楽しくなければいけないし、楽しくしていきたいなと思うのです。
昨日は渋谷でエクスマセミナーに参加してきました。
ゲスト講師の高橋健一郎さんは
「"好き"なミュージシャンをSNSで発信して楽しんでいた社員さんが、『好き』で大きな不動産会社の社長さんとつながり、コミュニケーションをしていたらお仕事になりました」
一般的な会社だと
会社の格
炎上する
やっていないから
みえないから
どうせそんな遊びみたいなものは無くなるよ
「好き」なこととか個人情報さらすなんて
そんなことを考えて『怖い世界』だと思うのが今の一般的なSNSの解釈なんだと思います。
でも高橋さんはmixiの頃からお客さまと楽しんで仕事が増えていったり、従業員さんが見つかったりしていたから、それが当たり前だったんです。
ボクは「SNSやってるといいこと起こるよね」と思ってた。
でもその後の一言に驚いた。
「気づいたらそれが億単位の仕事になりました」と。
そこから高橋さんが伝えてくれたことは
mixiというSNSが衰退しても、新しいSNSが出来てくるし、またそこで人と「好き」でつながって、笑顔で関わっていけばお仕事はうまくいくってこと。
さらに2人目のゲスト講師の鳥辺康則さんはロジック経営をしていたけど売上が下がっていった時に出会ったエクスペリエンス・マーケンティングで学んだことを実践したら業績がV字回復したと話してくださいました。
「SNSなんて遊びだろ?」と大嫌いだったSNSもはじめ、好きなホラーをたくさん見るようにした。
「出張先で観光なんてしたらダメだ!」と思っていたのに、出張先で観光したり、美術館にいって、文化芸術に触れるように意識してみた。
一件、仕事なんて関係ないことだったりもするけど、まず自分の機嫌がよくなって、家族や会社の人たちとの人間関係もうまくいくようになったと話してくれました。
さらに、文化芸術に触れることで、モノゴトを単面ではなく、多面的にとらえることができるようになり、SNSをコツコツ続けたら売上が上がっていったとも。
エクスマセミナーは2人のようにエクスマを実践してきた成功事例がたくさん聞けます。
ボクはいつも「あのお客さまだったら、あの業種だったらどうしたらいいかな?」という視点で聞いています。
こんなにいい事例がたくさん聞けるのはあまりないことなのでね。
次回のエクスマセミナーは大阪です。行ってみたいなと思う方はこちらから申し込めます。
楽しく仕事をするには、仕事に「好き」を取り入れるのがやっぱりいいな。機嫌よく仕事して、笑顔でいたいから。
ボク自身も実践して、伝えていきたいなと思います。
ボクだったらなにかな。
漫画の名シーンから学ぶビジネスセミナーとか
ワインから学ぶビジネスセミナー(ワイン飲みながら)とかかな?
そんなのあったら参加したいですかね?笑
そんなことをちょっと考えてみようかな。
昨日は少し遠目から観てました。
藤村先生が鳥辺さんに言った言葉はこうでした。
「経営者はアーティストであれ」
藤村先生の言葉にはいつも「ハッ」っとさせられます。
昨日ボクがハッとしたのは
「世界を見るレンズを磨いていくこと」
テクノロジーの発展や可能性の話をした後に発せられた言葉です。
この言葉、今はまだよく理解できてません。
ボクは世界に進出しているわけではないし、進出したいわけでもない。
それでも日本は外国から影響を受けていくことがある。
日本という小さな国でさらに小さな商圏の中で、個人で活動しているボクでも、意識することが必要なんだろうなと漠然と感じました。
エクスマの考え方が「好き」だから
今はそれでいいんだろうなと思う。