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「お小遣いは2万円。辛口のスパークリングワインがご褒美」そんな方におすすめする家飲みワイン

〜お小遣い〜
比較的小額の手元の金銭。特に、保護者などから自由に使って良いものとして与えられた銭などを意味する表現。
Weblio辞書

お小遣いの使い道はずっと漫画だったような気がします。

こんにちは、鵜沼です。

一家の大黒柱と言われながら奥様という名の保護者(だったんだ)からもらえるお小遣いの使い道は「趣味に使う」ことですよね。

男性なら、釣り、本、映画、CDやコンサート、プラモデル、ゲーム

と、趣味は色々あるとは思いますが、限られた金額の中で「出来るだけ楽しみたい」というのは共通の願いです。

今回は好きに使えるお小遣いが月20,000円という男性の「ご褒美のスパークリングワイン」を考えていきたいと思います。

スパークリングワインを週1回休みの日に飲みたいと考えた場合、1本あたり1,000円前後で、月4,000円〜5,000円の出費なら可能でしょうか。

そう考えたとすると、シャンパーニュ(シャンパン)は安くても3,000円前後なので除外されます。

でも出来るだけ美味しいものを飲みたいということだから、シャンパンにできるだけ近いものを探したいと思います。

ちなみになぜシャンパンが高いのか?というと

・造るまでに時間がかかる(すぐお金にならない)
・原材料のブドウが高い(原材料が高い)
・限られた土地でしか造れない(プレミアム)

というのが主な理由です。

牛肉でいうと、松坂牛、但馬牛、米沢牛とか産地名がついていて美味しくなるよう大切に育てられた牛肉は高いというのと同じです。

でも安くても普段食べるに十分な牛肉があるのと同じように、安くて美味しいスパークリングワインもあります。

シャンパーニュに出来るだけ近いものを選ぼうと思うと”高い原材料を使うこと”と、”限られた土地でしか造れない”という条件は無理です。

なので、シャンパーニュと同じ工程で造られているものを探してみましょう。ちなみにその工程で得られるものは、力強い泡と味の複雑さです。

まずはシャンパーニュが作られる国・フランスのスパークリングです。

トラディショナルっていうのは”伝統的な”って意味なのでスパークリングワインを造る伝統的な製法、”シャンパーニュ製法”で造っていますってこと。

シャンパーニュと同じ手のかかる作り方をしているのに安いのはお得です。

個人的にはシャルドネ100%の、このピカメロのヴァン・ムスーが安定感があって好きです。

食前酒や食中酒にピッタリです。今のボクの気分は、タコの唐揚げとピカメロを楽しみたいな。

次はイタリアのスパークリング「スプマンテ」

イタリアには「フランチャコルタ」というシャンパーニュと同じ製法で作られたスプマンテもありますが、これもシャンパーニュと同じくお小遣いの範囲ではないです。

なのでボクがおすすめするのはこれ。

ここはボク実際にイタリアのカーヴにもいきましたが、ブドウが綺麗に良質に造られています。

秋の少し暖かい日差しの中で飲みましたが、味わいが深くてイタリアの地中海料理なんかにはピッタリ。もちろん暑い夏にも気持ちよく飲めるスパークリングだと思います。

そして忘れちゃならないのがスペインのカヴァ。

シャンパーニュ地方で学んだ技術を持ち帰り、スペインのブドウを使ってスペイン版シャンパーニュとも言える”カヴァ”という形に変えたコドーニュのカヴァ。

安くて美味しいカヴァはたくさんあるけど、まずは伝統的なところから楽しんでみることをおすすめします。

実際カヴァはボクの開催するワイン会などでも使うんですが、その酸味から、お寿司や和食にマッチします。

今回は、気になるものを少しだけ紹介しましたが、食卓にスパークリングワインが並ぶ豊かな暮らしのお手伝いが出来たなら嬉しいです。

泡はいいですよね。

スパークリングワインもビールでも、これからの暑い季節にゴク、ゴクゴク

清涼感と刺激の絹糸が喉を喜ばせてくれる。

幸せな夜の一杯がたまらない季節ですね。

でも安くて美味しいからと旨泡を飲みすぎて、目も当てられない醜態をさらし、「お小遣いの値上げ」という泡沫(うたかた)の夢が水泡に帰さないようにお祈りしています。


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