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夢に出て来た同級生〜繊細で敏感な自分を強みに変える〜

こんばんは。Vinoです。
はじめましての方へ。今夜は少し長めな記事になりました。

うたた寝をしていたら、高校の同級生の夢を見ました。

その子は、同じ誕生日の子だったのですが、私に向かって、

準備出来た?
早く行こうよ!と言って来ました。

どうやら一緒に帰る約束をしていたようです。
高校生になったばかりの時は、一緒に帰ったりしていたのに、次第に疎遠になっていきました。

卒業する頃は話もしなかったのに、夢の中では妙に親しげでした。

他にも、ほとんど話したことのない同級生も出てきていたりして、不思議な夢でした。

占星術で考えた時に、同じ誕生日でも産まれた時間が違えば、全然違う配置のホロスコープになります。

そういう意味では、一緒の誕生日だからって仲良くなれるとは限らないのだなぁと思いました。

わたしは、親しくなろうと思って色々話しかけていたのですが、相手からしたら、なんとなく合わない感じがしていたのかもしれません。

性格が合わなくても一定距離を保つことで、表面的に広く浅く付き合えるタイプもいれば、そういう社交性に意味を見出さないタイプの人もいます。

意味を見出さないというか、自分から打ち解けるのが苦手なだけかもしれません。苦手だから意味がないと決めつけて切り捨てようとするというか。。。

同じ誕生日だったあの子は、光と影のような存在だったかもしれません。
どちらかに光が当たれば、どちらかは光の外側にいました。

大人しいタイプの人は、つい我慢しがちです。
どうして人前で自分を抑えてしまうのでしょう?

人前で自分を表現するのは、ある意味リスキーです。

自分を表現することは、誰かに自分をさらけ出すことなので、自分が発言したことに対する責任が伴います。

何か言うことで相手から言い返される可能性もあります。

普段、自分が誰かのことを心の中を含め批判していればいるほど、自分も言われるのではないか、そういう怖れが出てきます。

最近は、HSPというジャンルが声高に叫ばれ、繊細な人というのが一つのジャンルになっています。

以前は、そういうジャンルが日本で確立されていなくて、わたしもすごく悩みました。どうして自分は、こんなに気にしてしまうのだろうって。

社会は外交的な人たちが作ったから内向的な人は暮らしにくいなど、ネットや本を探して、自分の感じている苦しさの意味を調べていました。

ほとんど日本には本がなかったので、海外の翻訳した古本をAmazonで取り寄せて読んだりして、社交的に振る舞えない自分は、もしかしたら内向的で繊細なタイプなのかもと思いました。

でも、今、思うのは、繊細で敏感なタイプでも他人に翻弄されずブレない軸を持っている人は沢山いるということです。

繊細で敏感だからではなく、想像力が豊か過ぎて臆病で慎重になりリスクを取るのが怖いから自分の軸がブレて、他人に翻弄されてしまい、内に籠もりやすくなるのだと思います。

そして、上手く表現できない自分を責めるのが苦しくなり、他人の批判を心の中で始め、それが周りに投影されて人が怖くなり、更に籠っていくというループ。

大人しくて普段話さない人ほど話すと辛辣だったりするのも、頭の中で他人と会話することが多いから、生身の人間が置いてきぼりだからな気がします。

アドラー心理学で課題の分離というのが有りますが、依存が強いと相手の課題にまで踏み込んでしまいます。

精神的に自立して人との距離感を適切に保てるようになれば、繊細さを武器に変えていけると思います。

自分を変えるには、どこかで腹を括り一歩踏み出す勇気が必要です。
99歳で腹を括っても良いですが、出来るだけ早い方が良さそうです。

同じ誕生日の同級生が夢に出てきたのは、自分の中の二面性を統合する流れが訪れて来ているのかもなぁと思いました。


最後まで読んで、ありがとうございます!

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