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勝手口に三河屋さんが「ちわ~」と現れて、引き取ってくれる

洗濯表示がまるで分からない。

こんな三角形見て、何か分かる?

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左から
・漂白OK
・酸素系漂白OK、塩素系漂白NG
・漂白NG

分かるわけがない。

こんな四角形見て、何か分かる?

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左上から右へ
・つり干し乾燥
・日陰でつり干し
・濡れつり干し
・日陰で濡れつり干し
左下から右へ
・平干し
・日陰で平干し
・濡れ平干し
・日陰で濡れ平干し

分かるわけないって。

こんなマル見て、何か分かる?

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左上から右へ
・パークロロエチレン及び石油系溶剤での通常ドライクリーニングOK
・パークロロエチレン及び石油系溶剤での弱いドライクリーニングOK
・石油系溶剤での通常ドライクリーニングOK
・石油系溶剤での弱いドライクリーニングOK
・ドライクリーニングNG
左下から右へ
・通常ウエットクリーニングOK
・弱いウエットクリーニングOK
・非常に弱いウエットクリーニングOK
・ウエットクリーニングNG

もうさっぱり分からない。

以前はこんな感じだった。

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日本語が入ってるからというのもあるだろうけど、とっつきやすかった。

***

2016年、慣れ親しまれた洗濯表示が国際表示に合わせて一新された。
衣類の輸出入時に洗濯表示のタグを付け替えていた作業が不要になるわけだから、国際標準に合わせるのは意味があることだろう。

にしてもだ。
全然分からんようになったらアカンやん!

と思ったらどうやら便利なアプリがあるらしい。

画面にずらりと並んだマークの中から、洗いたい衣類のタグに表示されているマークを選んでいくと、どう洗えばいいかを判定するアプリ。
タグを撮影するとマークを自動認識してアドバイス、洗えないものがあれば近隣のクリーニング店を検索してくれるアプリ。

なんや、みんなやっぱり困ってるやん。

そこまでやるならもっとやってみたら?
RFIDを洗濯表示タグに埋め込むなんてどう?

RFIDって?
最近ユニクロで買い物されたことのある方ならご存じのはず。
ユニクロのセルフレジって、買いたい商品をどかっとまとめて置いても全部一気に読み取って合計金額が一瞬で表示される。
値札にRFIDというチップが埋め込まれていて、無線で読み取っているのだ。

画像1ユニクロのRFIDタグ(©流通ニュース)

このRFIDを衣類のタグに埋め込んで、そこに洗濯情報を仕込んでみたら?
近い将来そんなことになったら…

洗濯物をどかっとまとめて洗濯機に放り込めば、瞬時に洗いやすすぎ、脱水の回数や時間が設定されて、洗剤の種類や量が指示されて便利。
洗濯機で洗えないものが混入していればピピッとアラームがなり、勝手口に三河屋さんが「ちわ~」と現れて、引き取ってくれる。

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あれ? 三河屋さんて洗濯屋さんだっけ。

(2021/8/31記)

サポートなどいただけるとは思っていませんが、万一したくてたまらなくなった場合は遠慮なさらずぜひどうぞ!