まもなくインターンシップの学生がやってくる。
今年は関西と松山から計5名。
例年に比べるとひどく少ないが、採用基準を厳しくした結果だから、そこをパスした少数精鋭の5名には逆に大きな期待を寄せている。

選考では、こちらから断る以外に学生から辞退してくることもある。
その際、辞退しますと一言いえば何の問題もないものを、今は突然連絡を絶つのがはやりのようだ。
それまで連絡が取れていたのに突然音信不通になってジ・エンド。

学生にとって日常がチャット同然になっているのか。
会話を終えるにはチャットルームから出ます、の感覚。

この自然消滅を狙った学生の振るまいに今年は幾度か悩まされた。
意思表示がなければ、終わりか否かの判断に時間がかかるんだってば。
インターンで社会を学ぶ前に、人として人に向き合う勇気を持とう。

そこんとこはもちろん大丈夫なはずの精鋭の5名には、住み込みで過ごす貴重な2週間で、さらなる高みを目指してほしい。

（2015/7/31記）