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言葉の表現、文章へのこだわり。

こんばんは。
今日の東京は、とても涼しいです。秋を感じます。キハラさんとソラジローが「寝冷えに注意!」と言っていました。(ガチャピンだったかも??)


そんな中、昨日から読んでいるこだまさんの新刊「ずっと、おしまいの地」が面白くて、読み返したり、シリーズ3作の前作を読んだりしています。


なんと、今年のツーリング時にリプをいただき、近くにいらっしゃったと聞いてテンションが上がりました。
温かい言葉に、とても嬉しくなりました。


わたしは、まるで何かに取り憑かれたかのように、ほぼ毎年、冬はスキー、夏はツーリングと、たぶん「おしまいの地」である場所に通っています。

真冬の「真っ白でふかふかなパウダースノー」も、真夏の「緑に囲まれた信号のない真っ直ぐな道」も、わたしの生まれ育った神奈川・東京にはない、中毒性があるのです。



こだまさんの文章には、不思議な魅力が溢れています。知性を感じるとともに、自虐とユーモアがものすごい。
帯コメントに「小気味良い」と書いてる方(僕のマリさん)がいますが、言い得て妙!なのです。

同じく、大好きな女性作家の酒井順子さんも、「知性とともにユーモアがすごい」のですが、彼女の場合、毒気もすごいのです。そこがまた、良いのですが。


わたしも一応、文章を書く上で気を付けていることがあります。
主にポリコレを意識した表現なのですが、

子供を子どもと書く。
障害者を障がい者と書く。
旦那や嫁じゃなく、夫と妻と書く。
自殺ではなく、自死と書く。
出産ではなく、子産みと書く。
自分のことを指す場合、私ではなくわたしと書く。

などです。後者ふたつは、単なるこだわりです。
出産と書くと、無条件に「良いこと、素晴らしいこと」とイメージしてしまう人が多いので、あえて「子産み」と書いてます。そう書くと重みを感じるのです。

私とわたしは、読者の方にわかりやすいように……みたいに思って使いわけてますが、きっと自己満足でしょう。


わたしが、作家さんの著書を全て買って読んでいるのは、こだまさんと、古市憲寿さんのお二人だけだと思います。
小説に限り、又吉さんも全部読んでいます。

わたしは、昔から文章もそこそこウケるのですが、いつの間にか文章よりもメディア出演に変わってしまう……という悩みを抱えています。
20歳前後にやっていたブログも、結婚・旅で書くことから一時離れ、コロナで再開した今も、全く同じような波に乗っています。。

夫やMy dearは「何もないより良いじゃない!」と言ってくれますが、いつか文章でもっと人々に影響を与えられる人になりたい!と思ってしまうのです。

なので、地道に文学賞にも応募しています。
いつか、何か爪痕を残せたら。そんなことを思いながら、今夜もこだまさんの本とともに、夜更かししてしまいそうです。


最後まで読んでくれた方、ありがとうございます!!

私事ですが、夏の終わり、乙女座が始まる頃、またひとつ歳を重ねました。
思ったのは、
「ああ、ゴッホや太宰治より、長生きしてしまったなあ」
です。

もうひとつ、
「毛利小五郎(名探偵コナン)と同い年じゃーん♫」
です。

誕生日はだいたい旅に出ております。
今回は、カップルだらけの夜景スポットで、
「アラフォー・おひとりさま・birthdayひとり旅♡
何も恥ずかしいことじゃない!なんなら、女性向け風俗を呼んでしまえ!」
と語っているので、よければご覧ください。


自己肯定感が低く、ガラスのハートの持ち主ですが、なぜか旅が絡むと無敵状態になります。

では、改めて、読んでくれた方に感謝です。ありがとうございました!




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