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女性もリーダーに向いている!女性に求められるリーダーシップとは 2

女性のリーダーと話をしていてよく話題に出るのが、『自分の意見を部下やチームのメンバーに聞いてもらえない』という悩みだ。特にメッセージを伝えている対象が男性だと約8割の女性リーダーが抱える悩みかもしれない。

女性が行う男性型のマネジメントは限界がある

ジェンダー平等が謳われるようになったとはいえ、現場ではまだまだ女性蔑視、女性嫌悪が蔓延(はびこ)っているので、男性がやったらスムーズにいくような『俺についてこい』というような上下関係のリーダーシップを女性がやると、『女のクセに偉そうにしやがって』と反感を持たれることが少なくない。

男性は女性よりも強くあるべき、と観念があったり女性から言われると面子が立たないと感じる男性は実際にいる。そのような観点からいっても女性が男性リーダーと同じような上下関係を結ぼうとしてもハードルが上がって難しいのである。

実際は仕事仲間との関係性は、勝ち負けではないのに、【勝ちー負け】という構図になってしまうと、負かされたと感じた人は何かしらの形で仕返しをしたくなるだろう。このような間柄では仕事の成果どころではない。

不平等じゃないか!と怒ってもそう簡単に世界は変わらないのが現状だ。だったらいっそのこと『なんで男性だけが、、、』という考えを手放してしまった方がいい。あなたのためにも、チームのためにも。あなたの中に対等さがあればいい。

権威よりも信じられる人か

個人的には役職、上司、リーダーという肩書きや立場をそこまで意識しなくてよいと思っている。権威から仕事をするのではなく、自分の目標達成のために職務をまっとうしていたり、ただチームに尽くしている、という在り方。100%部下やメンバーの味方であるし、困った時にはいつでも力になってくれるという信頼で充分リーダーシップが取れると思う。人は誰でも自分を信頼してくれる人のために貢献したいと思うものだ。

だから無理して男性的なリーダーシップを取らなくてもいいのだ、と肩の荷を下ろして女性であること、そして女性の特性、強みを活かしてリーダーという素敵な仕事を楽しんで欲しい。

つづく

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