先日、彼氏にするならマザコン男子という記事を投稿した。

なんと、ハーバード大学の調査で面白いことがわかった。かつて同じ大学だった300人の卒業生を75年間に渡って追跡調査を行った。すると55歳〜60歳くらいになると、マザコン傾向にある男性の方がそうでない男性より平均して9万ドル、日本円にすると900万円も年収が高いという結果が出た。

マザコンというと、かなりの女性がまゆをひそめるかもしれないが、成功している男性は若い頃に母親の苦労を見て、将来は絶対に楽をさせてあげたいと頑張った男性はかなりの確率でいるのではないだろうか。

母親のいいなりになって、自分で決めることができなくなっている男性はダメだが、感謝をカタチにしたいと奮起する人は、母親のためにとどまらず自分の妻や子供のために頑張って仕事ができる。だから年収も高くなるのだろう。

それは、総じて自分を取り巻く人間関係の中でも育まれると思う。友人や仕事仲間、このような関係性の中で、恩を受け取ったり、与えたりしている人の方が成功していく確率が高くなるような気がする。

持ちつ持たれつというか、支え合って今の自分がいるのだと実感しながら仕事ができているのは幸せだ。それを体験して学んできた人は人生で辛いことがあってもそこからまた立ち上がっていけるはず。

チームビルディングは人間関係を学べる最高の場所

チームビルディングはまさにこのことをリアルに体験できるトレーニングの場だ。自分勝手すぎては人がついてこないし、人に迎合しているばかりではリーダーシップは取れない。

一緒にビジョンを見ながら、それぞれが大事にしていることを大事にし、まわりを巻き込みながら数字をつくり共に成功するために一緒に成長していく。

このハーバード大学の調査結果を聞いて、知り合いの男性経営者がみなさん母親思いの理由がはっきりした。

人が自分のためだけに頑張るには限界がある。大切な人のためにこそ踏ん張ることができるし、大切な人に与える日を夢見て頑張れるのだ。

辛いことがあって諦めたくなったらあなたの大事な人が喜んでいる姿や笑顔をイメージしてみよう。あなたの中からどんどんパワーがみなぎってくる感覚を感じてみてください。