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女性が経済的に自立することの目的をキャリアデザイン講演会でお伝えしています

株式会社マルラニの高橋真希です。神保町でカフェとエシカルショップを経営しています。

講師としてのお仕事の依頼があった時に、経営に至るまでの経緯や背景、女性が自立することの大切さやこれから経営を目指す方へのメッセージを2時間にまとめ『キャリアデザイン講演会』というかたちでお話ししています。

20年間で約3万人の方々と出会いお話をしてきた中で、経営を目指してみたい、キャリアアップについて教えて欲しい、という内容から個人的な恋愛の相談まで、人生におけるさまざまな悩みに耳を傾けてきました。
余談ですが、昨年は私がきっかけでお付き合いを開始したカップルが2組結婚をしました!
私に心の内を打ち明けてくださるのは、私が元々いわゆるフツーの会社員(しかも高卒)で年収400万円もいかない程度だったところから不動産物件で家賃収入を得て店舗経営をやっている、また、結婚、離婚経験もあり、一通りの人生の経験値があるというところにあるのではないかと思います。

私が経営を目指すようになった背景

私はシングルマザーの家庭で育ちました。中学校に上がるタイミングで両親が離婚したのです。
母は3人の子供を育てるためにひたすら働いていました。昔を思い出すとキッチンに立っている母よりも仕事に行く支度をしている母の背中の方が印象に残っています。どんなに疲れていても仕事を休むわけにはいかず、身体にムチ打って無理やりにでも出かけて行く母を何度も見てきました。ですから高校に進学する頃には女性でも仕事をし続け何かあったときにも自分の身は自分で守る、結婚をしたとしても夫やパートナーに経済的なことを依存するものではない、と思っていました。自分の人生の責任は他の誰でもない、自分が取るのだということを自覚する最高の学びになり両親には非常に感謝しています。

キャリアデザイン講演会でお伝えしていること

「キャリアアップ」はよく聞いたことがあるのではないでしょうか。仕事の能力や専門性を磨いて社会的に市場価値の高い経歴を高めること、という意味です。昨今の日本における価値観や当たり前は時間の流れと共に着実に変化していっています。
高度成長期以降、女性は結婚して子供を生み育児家事をして配偶者と添い遂げる人生が一般的と言われていましたが、女性の生き方にも多様性が生まれてきていたり、離婚することによって私の母のようなシングルマザーになる人も少なくありません。
このように今後目まぐるしく変化していくであろう状況に柔軟に対応していくために大事なことを自分の体験を交えてお伝えしています。

女性の多くは、最初から起業に興味がある人はあまりいらっしゃいません。現実的に未来を見据えている方が多いです。生きていくので精一杯で将来なんて全く見当もつかないと言ってる方もいらっしゃいます。
このようにやりたいことを追求したい、夢を追いかけたいというよりは、どうやって今後を生きていこうか?今やっている仕事が20年後も30年後も同じように持続できているかは不透明だからどうしたら良いのだろうか?と目的意識を持って参加されてます。中には不安要素はありながらもなんとかなると、たかを括っていたり、自分ごとになっていない方もいらっしゃいますが、さまざまな事柄を例に出しながらリアルをお話ししていくと、皆さんみるみるうちに目の色が変わり自分ごとになっていかれます。

考えているだけでは何も変わらない

人生で結果成果を手に入れ、最高のあなたとして輝く人生にするには、コツがあります。
時間もお金も膨大にあるわけではないからこそ、貴重なリソースをどこに割くのか。どのポイントをおさえていくのか、何を意識して行動するのか。

例えて言うならば、沖縄に行きたいと思っているのに山手線を10年ぐるぐる回り続けることを頑張っていても永遠に沖縄には到達しないのです。
今の延長線上に理想はあるでしょうか?
まずは自分の行き先を明確にして、最高のあなたの人生に近づくよう行動してみましょう。まずは環境づくりからスタートです。ある意味強制力を働かせてしまうのが良いでしょう。たった一人の意思の力は非常に脆いですが、人の力も借りて仕組みにすると格段に達成に近づきやすくなります。何かをスタートさせるとき、すべての状況が整うことはありません。躊躇して先送りばかりしているとあっという間に時間だけが過ぎていってしまうでしょう。これからのあなたの人生の中では今が一番若いのです。問題を先送りにしていて解決することはありません。勇気を出して行動してみましょう。
2024年あなたにとって素晴らしいスタートが切れるようサポートできたら幸いです。

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