今回の本の構成は、ストーリーと本文とが交互に展開していきます。

ストーリーのあらすじ
とあるＩＴ系企業にて、新規事業創出のプロジェクトに選ばれた３人。彼ら彼女らは意気揚々と提案をします。

将来性もある有望なテーマを選んだと自負していた３人は、しかし本人たちの予想に反していきなり酷評されてしまいます。

途方にくれる３人は、先輩に紹介してもらったメンターとの出会いをきっかけに、そこから大きく変容し、成長していきます。

当初の方向性を大きく変えた３人が、選んだテーマは・・・　そしてこのプロジェクトの先に彼ら彼女らは何を見出していくのか？

ここで言う成長とは、今回のテーマである「提案する力」を磨いていくという意味での成長なのですが、個人的にはそういうスキル面だけではなく、内面の変化にも思いを馳せながら読んでみてほしいなって思っています。

■登場人物（フジテック株式会社）

■登場人物（船本林業）

■登場人物（メンターほか）

イラストレーター：トツカケイスケ

これらの物語は、もちろんフィクションではあるのですが、すべて実際に私が出会った人たちからインスピレーションを受けたり、まさに同じようなシチュエーションの方々をサポートさせて頂いた実体験が元になっています。
　　
今回の舞台は、企業内での新規事業創出ではありますが、それ以外のシチュエーションでも必ず役に立つ観点をこのストーリーの中からも感じ取って頂けると思います。

ぜひ、彼ら彼女らの葛藤や変容を通して、楽しみながら「相手を巻き込む伝える力」を磨いて頂けたら嬉しいです。