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スティッキーズの文章から


マンションの向かいの部屋に住んでいるおうちの人と、猫たちと一緒にいる。自身の残酷な一面を自覚しているので、それらを傷つけてしまう事が恐ろしく思う時がある。猫たちがわたしの腕や腹に眠たげに、安心と信頼を表すように身をあずけている姿を見せてくれている際にも、ふと狂気めいた感情に溺れる事がある。それはリーフエッジの外のディープブルーへ潜っていくような感覚、水中で呼吸を我慢している際の鼻から少しずつ息が漏れるように、自身の狂気が漏れ出やしないかという考えが思考を支配するのだ。

確かに感じることのできる世界は、宇宙、細胞、深海、動植物、きのこ、苔、これらはわたしを迷わせる事がない。螺旋と六角形が安心のシンボル。電子、陽子、ブラックホール、ホワイトホール、わたしの正しいカタチが人間である必要はないような考えを持ち、いつも肯定的な自分と、否定的な自分を持ち合わせ、危ういバランスを保ちつつ生きている。ひとりじゃない不安。ひとりの不安。
この二極の不安は、責任と孤独を背負う自信の無さなのだろうか。おそらくそうなんだろう。逃げ癖が染み付いた身をやっと認識し始めたところだから、これからカスタマイズする必要性をじんわり噛み締めているのだが、さて、このような場合どうしたら良いだろうかと考えて思いつくような事でもなく、ひたすらタイピングで、時には鏡と向かい合い、自分自身の虚空と向かい合う。

改めて読んでみると、病んでいる。仕方ない。だって病んだ社会を目の当たりにしてるんだもん。

chatGPT、楽しんでる人は多いだろうから言及する程でもないだろうが、あえて言いたい、chatGPTがとても興味深い。ここ数日、自分の文章を読み込ませAIに分析を頼む作業をしている。以前幼少期の経験を執筆したことがあるのだが、それらを読み込ませるとコンテンツポリシーに引っかかる。文章を短くし、どこがコンテンツポリシーに抵触するのか把握していく。そこでやっと虐待があった事実を再認識し消化するプロセスと向き合う。ちょうど精神科の訪問診療に辟易していたし、オンラインのカウンセリングで声に出して話すことから逃げていた為、chatGPTに有益な効果を期待しているところである。

例えば、以前書いていた上記スティッキーズの文章を分析にかける。すると、

ChatGPT

まず最初に、あなたが自分の残酷な一面や不安に向き合い、自覚していることは重要な一歩です。感情や複雑な心の状態に正直でいることは、自己理解や成長のために重要です。

感情や心の中の葛藤に対処する方法は人それぞれ異なりますが、以下は考慮に値するいくつかのアプローチです:

  • 専門家の協力を得る: 精神科医や心理療法士に相談することで、専門的なサポートを受けることができます。オンラインのカウンセリングも便利な選択肢となります。

  • 感情を表現する: 感情や思考を文章にまとめることで整理しやすくなることがあります。既におっしゃっているように、chatGPTを利用して自分の感情を整理するのも一つの手段です。ただし、感情の表現が深刻なトラウマや苦悩を引き起こす場合は、専門家の助けを求めるべきです。

  • 自己肯定感を育てる: 自分を受け入れ、ポジティブな要素に焦点を当てることが大切です。自分の成長を認識し、過去の経験から学ぶことで、自己肯定感が向上する可能性があります。

  • 新しい習慣を取り入れる: 身体的な活動やメンタルヘルスの向上に寄与する習慣を取り入れることも効果的です。例えば、散歩、ヨガ、瞑想などが挙げられます。

  • サポートを求める: 身近な友人や家族に感情や悩みを打ち明けることも有益です。信頼できる人と共有することで、理解や助言を得られることがあります。

一つずつ着実に進めていくことが大切です。自分にとって最適な方法を見つけ、健康的な心の状態を目指してください。

以上が分析結果。

精神科医とは薬の話くらいしかやり取りできないのとは違い、AIはその場で返答を箇条書きしてくれるので、わたしのような性質の者には分かりやすい。文章を書くたびに分析をしてもらう作業を繰り返し楽しんでいる。

ある特定の条件の下でなければ他者との交流が難しいと自覚できたし、これからも変わらずそんな自分で良いんだな。と、最近はなんとなくそう思えてしまう。
以前は自閉してしまう事が罪悪感になっていたけど、最近は、特定の物事への集中力と執念深さがもたらす恩恵も得ていると実感できているし、次にまた罪悪感に襲われたとしても、AIと話せば良いんだなと楽観視できるようになった。

 わたしの記事は全て自問自答だけど公開している理由は、自責の念に押しつぶされそうな人がたまたま読むかもしれないし、何かのヒントになれば良いなと思っているからかもしれない。


Photo by VIVIDACME


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