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賃上げ継続、人に積極投資

要約

物価上昇や人手不足の中、持続的な賃上げに向けた企業の動きが出始めている。
賃上げを表明する企業は優秀な人材を確保すると同時に従業員の働きがい向上につなげたい考えだ。

総合素材大手のAGCは2030年までのベースアップ(ベア)を表明。
B to Bが主体なだけに一般の知名度が限定され人事確保が安定しない危険性がある。
ベアの実施今年の新入社員は昨年に比べ1割増えた。
人材への再投資が必要と同社社長は話す。

米ギャラップの調査によると、仕事への熱意や愛社精神をもつ社員の割合は5%程度。
これは調査対象145ヵ国中最下位。
日本企業は社員の働きがいについて考える必要がある。


感想

物価上昇に応じて賃金が上がるのはあたりまえでなくてはならない。
とはいえベアは素晴らしいこと。
企業目線で言えばそう簡単に踏み切れる判断ではない。
しかしベアの金額に対して、自分はいくらの粗利を出さなければならないというように考える社員はかなり少ないだろう。
その部分の教育もこれから必須だと思う。

愛社精神を持つ人が少ないというが、対して驚かなかった。
自分が目の当たりにした経験から見てもその程度であろう。
となると1位はどこで何%くらいなのか。
何故、その国は愛社精神と働きがいを持てているのか気になる。
何が人をそう突き動かすのか。自社単位でみても参考になるだろう。

人に知ってもらう、認知されるというのは大変難しいことだ。
その研究と努力はこれからもずっと怠っては実らないのだろう。
認知には時間かそれ相当のリスクが必要なのか。

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