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英語専門予備校に通って得た、英語学習の気づき(2):感情移入をして英文を読む

こんにちは。今日は、英語専門予備校での学びから得た、英語学習に関する重要な気づき第2弾を共有したいと思います。第1弾はこちら。

英文を読む際に、感情移入することが大事だという話をしました。


今回は、英語の習得方法における「ディクテーション」および「リテンション」について見ていきます。
そして、これらがどのように私たちの学習に役立つのかに焦点を当ててみましょう。


①ディクテーション(英検2級まで)

まず、リスニングの勉強法で「ディクテーション」というのは皆さんがなんらかの形で聞いたことがあるのではないでしょうか?

ディクテーションは英語学習の基本的なステップです。
これは、聞いた内容を文字に起こす練習です。特に英検2級までの学習において重要です(私もそう思います)。

ディクテーションを行う理由は、聞き取れなかった音には特定のパターンが存在するためです。人によって読めない英文があるのと同じく、人によって聞こえない音があるんですよ。しかも、パターンまであります。

ディクテーションを元に指導を受けることで、聞き取り能力が劇的に向上します。つまり、私たちは聞こえなかった音を特定し、それを理解し、改善することができるのです。

ちなみに「聞こえない音」は、少なからず「日本語にはない音」が多い傾向があります。普段発音しなくて、発音できないから、聞き取れないのです。

ボクは「ラコムス」に入った時、最初は英検3級のリスニング問題のディクテーションからスタートでした。簡単でしたけど、細部の短縮形まで聞き取るのは難しかった印象がありました。

②リテンション(英検準1級から)

次に「リテンション」は英検準1級からの学習において重要になります。
あくまでも、2級までのディクテーションは、聞こえなかった音をカテゴライズして、聞き取れるように発音矯正をする。そのためです。

さて、そんな「ディクテーション」を卒業するくらいにできるようになったとしましょう。次にやるべきこと。それは「リテンション」です。

リテンションとは「記憶保持」のことで、具体的には聞いた音をオウム返しにする練習のことを指します。この練習を通じて、英文をイメージする力が鍛えられます。そして、正しい発音でオウム返しすることが大切です。

例えば、"OK, Well, why don't I do the driving next week, and you can take your turn once the car's fixed." といった複数の文章を聞いた場合、それをオウム返しするのは難しいかもしれません。

そして、そのリテンションを行うのは、大変です。いやー、本当に大変すぎます。この英文、聞いたときは「よし、オウム返しできる!」と思うのですが、and you can…になるともう言葉がでなくて「やり直し」となります。

4コマ漫画のようなイメージを作り出すことができないからです。いやはやこれはまだ、練習が必要なので頑張りたいです。

③感情移入の重要性

これらの技術は非常に効果的ですが、英文を読む際には具体的に感情移入を
することが重要です。

例えば、先ほどの文章でいくと、

OK, Well, why don't I do the driving next week, and you can take your turn once the car's fixed.

誰の会話でしょうか。どんな気持ちで言っているのでしょうか。という抽象的なものではなく、

誰と誰?女性と男性?女性なら、どんな見た目をしていて、男性の髪の色は何色だろう?

どこで会話しているのだろう?車屋さん?どんな車屋さんだろう?

なんの会話、男性はどんな表情をしているのか?しかめっつら?

そこまで、感情移入をします。

感情移入をすることで、単に音を反復するだけでなく、その文脈や意味を深く理解し、より自然な英語を身につけることができます。

このアプローチは、英語をより豊かに、そして効果的に学ぶための鍵です。

④次回予告

次回は、これらの技術を実践する際の具体的な方法について詳しく見ていきましょう。

ボクは毎週火曜日にレッスンがあります。今のところ、1文しか繰り返せない「単文男」「一文男」なので、今日こそは2文以上のものをリテンションできるようになりたい…!

今日こそは…!

それでは、次回のブログでお会いしましょう!

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