記事一覧
【アーカイブ記事(2018/12/18公開記事)】「2018世界選手権女子大会 おっかけ観戦記 〜 イタリアが見せた強さと将来性 〜(後編…
イタリア女子バレーボールの魅力を伝えたい! その思いで綴る観戦記の後編です。 ・(前編)はこちら → https://note.com/volleyballsquare/n/n32ea38c92b86 (後編…
【アーカイブ記事(2017/04/07公開記事)】「#眞鍋JAPAN総括 ⑧ 〜組織論の視点からの総括〜」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール
・前々回記事「#眞鍋JAPAN総括 ③ 〜戦術面を一期目から振り返る〜」
・前回記事「#眞鍋JAPAN総括 ⑦ 〜指揮官の迷走を軌道修正させていたもの〜」
◎ 選手の力を「正当に」評価できていなかった監督・スタッフ陣
もし眞鍋監督が『テンポ』の概念を本当に理解していたなら、迫田選手がセッターに近接するスロットから披露した 1st tempo のクイック(=「コミットしても止まらない11」)を
【アーカイブ記事(2016/09/21公開記事)】「#眞鍋JAPAN総括 ⑦ 〜指揮官の迷走を軌道修正させていたもの〜」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール
・前回記事「#眞鍋JAPAN総括 ③ 〜戦術面を一期目から振り返る〜」
◎ ストップウォッチが招いた大黒柱のスランプ
2011年、眞鍋監督はいよいよ、自身が正しいと信じて疑わない「セット・アップからボール・ヒットまでの経過時間(以下、『経過時間』)を短縮させる」方向性を、さらに加速すると公言しました(※1)。
「セッターがトスをあげてサイドの選手が打つまでの時間を、以前は1.1秒くらいでや
【アーカイブ記事(2017/04/29公開記事)】「#龍神NIPPON総括 ② 〜継続すべき『固定観念の排除』と本当の意味での『強化』〜」#コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール
・前回記事「#龍神NIPPON総括 ① 〜ロンドン五輪後4年間の軌跡〜 」
私は以前、リオ五輪OQT閉幕直後に自分のブログ『バレーボールのミカタ』で、以下のような総括記事を書きました。
1. OQT2016男子大会総括①…まずは疑問を洗い出してみようと思う。
2. OQT2016男子大会総括②…疑問点を踏まえて、攻撃面について考える
3. OQT2016男子大会総括③…疑問点を踏まえて、デ
【アーカイブ記事(2016/10/15公開記事)】「#龍神NIPPON総括 ① 〜ロンドン五輪後4年間の軌跡〜 」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール
リオオリンピックが終わり、また新たなスタートを切ることになるバレーボール日本男子代表「龍神NIPPON」。ロンドンからリオまでの約4年間の間に何が起こったのか。それを振り返る機会が今こそ必要だと感じ、本稿をあげようと決意しました。
ロンドンからリオまでの4年間というのは、アメリカ出身のゲーリー・サトウ氏が2013年に監督として就任するも1年足らずで解雇となり、翌2014年にパナソニックパンサ
【アーカイブ記事(2016/10/12公開記事)】「#龍神NIPPON総括 プロローグ『南部JAPAN小論 〜功績・編成・オポジット〜』」#コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール
眞鍋JAPANの総括がにぎやかな一方で、南部JAPANについては、OQT終了直後にはいくつかニュースやコラム記事が出ていましたが、時間の流れとともにすっかり話題に出て来なくなりました。
と思っていた矢先、南部監督続投の可能性というニュースも出ているようです。このニュースに関する意見はここでは控えますが、忘れられかけている南部JAPANをもう一度、議論する必要があると思います。
本稿ではタ
【アーカイブ記事(2018/12/18公開記事)】「2018世界選手権女子大会 おっかけ観戦記 〜 イタリアが見せた強さと将来性 〜(後編)」#コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール #世界バレー #世界のバレーから
イタリア女子バレーボールの魅力を伝えたい!
その思いで綴る観戦記の後編です。
・(前編)はこちら → https://note.com/volleyballsquare/n/n32ea38c92b86
(後編)ではイタリアの今大会で印象に残った試合や今後の展望、そして、あのぬいぐるみについて、お伝えしたいと思います。
私自身、世界選手権を「現地で」観戦するのは、実は初めてでした。
【アーカイブ記事(2018/11/17公開記事)】「2018世界選手権女子大会 おっかけ観戦記〜イタリアが見せた強さと将来性〜(前編)」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール #世界バレー #世界のバレーから
イタリア女子ナショナルチーム、世界選手権で16年ぶりの表彰台(銀メダル)に輝く!
2018年10月20日(土)、イタリアは16年ぶりに世界選手権の表彰台に登りました。
セルビアとのフルセットの激戦の末、惜しくも敗れて金メダルは逃しましたが、銀メダルを首にかけた選手たちの表情は、どこか穏やかで充実感に満ちていました。
《銀メダルを首にかけ、笑顔の監督と選手たち》
8年ぶりに日本開催とな
【アーカイブ記事(2016/09/10公開記事)】「#眞鍋JAPAN総括 ⑥ ~ “総合的な” ディフェンス力はどうだったか?~」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール
◎ はじめに
2012年のロンドンオリンピックで見事に、銅メダルを獲得した全日本女子バレーボールチーム。4年後のリオオリンピックで、世界と比べて身長の低い日本が金メダルを獲得するために、眞鍋監督が掲げたテーマが
① サーブ
② サーブレシーブ
③ ディグ
④ ミスによる失点の少なさ
の “4つの世界一” であった事実は、よく知られています(*1)。
しかしリオでの結果は、ロンドンの結果
【アーカイブ記事(2016/09/04公開記事)】「#眞鍋JAPAN総括 ⑤ 〜一人のファン目線から振り返る〜」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール
「バレーボールって面白い!」
私がバレーボールを見始めるきっかけになった試合は、今から5年前の、2011年ワールドカップ女子大会最終日の対アメリカ戦でした。
迫力あるスパイク、相手スパイクを叩き落とすブロック、相手の攻撃を乱す強いサーブ ・・・ 1つ1つのダイナミックなプレーに魅せられた私は、見事ストレート勝ちを収めた日本のファンになっていました。
《アメリカの高いブロック陣に立ち向か
【アーカイブ記事(2016/08/28公開記事)】「#眞鍋JAPAN総括 ④ 〜眞鍋監督が変えた『バレーボールとデータの距離感』〜」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール
既に眞鍋JAPANに関する包括的な総括は何本か出てきていますので、各論について掘り下げた議論が必要かと思います。そこで本稿では、眞鍋JAPANにおける「データ重視の戦略」について、テーマを絞った総括をしたいと思います。
眞鍋監督がデータを重視する戦略を前面に押し出していたことは有名で、チームの特色の1つといえるでしょう。この戦略によって「もたらされた功績」とバレーボールとデータのあり方につい
【アーカイブ記事(2016/08/25公開記事)】「#眞鍋JAPAN総括 ③ 〜戦術面を一期目から振り返る〜」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール
眞鍋JAPANの8年間を総括するにあたり、まず就任2年目に、地元開催となった2010年世界選手権で32年振りのメダル(銅メダル)を獲得したこと ・・・ この業績に対する検証が、その後の6年間を語る上で議論の原点になることは、疑いようのない事実でしょう。
当時から私が書いてきたこと、公式の場やネットを通じて発言してきたことを見聞きしてらっしゃる方にとっては、もはや釈迦に説法でしょうが、最近にな
【アーカイブ記事(2017/11/01公開記事)】「アメリカの大学バレー事情【最終章】 〜プロリーグ設立に向け、本気で動き出したアメリカ〜」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール #世界のバレーから
・「アメリカの大学バレー事情【第1章】 」
・「アメリカの大学バレー事情【第2章】〜アメリカの男子バレーボールを支える BYU 〜」
・「アメリカの大学バレー事情【第3章】〜アメリカでの観戦の醍醐味〜」
◎ Ohio の2連覇で幕を閉じた 2017年シーズン MPSF トーナメントでは【第3章】で書いたとおり、LBSU が初優勝。BYU は準決勝で Hawaii に0-3で敗れましたが、選考委員
【アーカイブ記事(2017/10/29公開記事)】「アメリカの大学バレー事情【第3章】 〜アメリカでの観戦の醍醐味〜」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール #世界のバレーから
・「アメリカの大学バレー事情【第1章】 」
・「アメリカの大学バレー事情【第2章】〜アメリカの男子バレーボールを支える BYU 〜」
ウエストウッドは学生の街といった感じで賑やかさがあり、また周囲には高級住宅地が広がっていて、ロサンゼルスの中では治安のいいエリアです。その北側に UCLA のキャンパスがあります。敷地は広く、目指す体育館はその広い敷地のさらに奥の方にありました。
UCLA
【アーカイブ記事(2016/08/23公開記事)】「#眞鍋JAPAN総括 ② 〜選手育成面(底辺カテゴリ)の視点から〜」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール
日本のバレーボールにおける課題について、ロンドンオリンピック以降の4年間の眞鍋JAPANの過程を追うと、様々な課題は底辺(育成)カテゴリとトップカテゴリという、相反するカテゴリにそれぞれ原因がある、ということが見えてきます。
日本バレーの育成現場を預かる立場から、この「2つのカテゴリ」という視点を持って、考えてみようと思います。
◎ 「MB1」や「ハイブリッド6」の “失敗” によって露呈
【アーカイブ記事(2016/08/18公開記事】「#眞鍋JAPAN総括 ① 〜選手のフィジカル、コンディショニングの視点から〜」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール
サッカーなどの運動量の多い競技では、国際大会が行われる度に(特に予想された結果が出なかった際に)コンディションの問題がしばしば話題にあがります。直前合宿での調整失敗や海外組含めたリーグでの疲労に加え、時差や長距離移動による疲労など、それらが敗因の一つに挙げられる事も少なくありません。
他競技に比べバレーボールでは、国際大会後に選手のコンディションに視点を向けた記事はあまり見かけませんが、バレ
【アーカイブ記事(2017/09/27公開記事】「アメリカの大学バレー事情【第2章】 〜アメリカの男子バレーボールを支える BYU 〜」 #コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール #世界のバレーから
・前回記事「アメリカの大学バレー事情【第1章】 」
4月上旬はシーズンの最終盤時期です。この時期の勝敗がカンファレンストーナメントへの出場、NCAA チャンピオンシップへの出場に直接関係してきますし、これまで観てきたチームの4年生が卒業してしまうと、このメンバーでのチームはもう、観られなくなります。4年生の選手は卒業後、海外でプロのプレーヤーにならない限り、日本にいる自分が彼らのプレーを観るこ