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出資を受けている起業家へ朗報 報告の重要性

この記事は自分を含め、誰かしらから出資を受けている方への朗報と注意書きです。

銀行・ベンチャーキャピタル・クラウドファンディング・株主・知人・寄付などから出資をうけて運営している方はご一読されることをオススメします。

これから出資を受けて起業すると言った方もご覧ください。


ここでは信用と報告の重要性について記事にします。


出資を受けるということは


世の中の有名な起業家の方達と比べれば小さな額ではありますが、私も出資を受けている一人です。

そして出資者側でもあります。

気をつけなければいけないことなので記事に残しておこうと思います。


銀行や出資者は利益を期待してお金を出してくれていますが、お金だけの関係ではなく、信用に対してもお金を出してくれている訳です。

その信用(人間関係)を軽く見ているなと感じる場面があったので、そうゆう人に向けて伝えたい事です。


もちろん利益を還元したり世の中のためになることをできるのが一番ですが、なかには上手くいかず倒産させてしまう人も沢山いますよね。

起業してからの5年で9割の会社が潰れるという国税庁のデータがあるくらいですから。

その中でもうまく行かなくて当たり前。信用を失って損をしているという人がいるので気を付けてもらいたいです。

それはキチンと報告をしていない人です。


「報告」は利益の還元と同じくらい、もしくはそれ以上に出資者にとって重要な要素なのです。

これは研究データとしても明らかになっていることです。


こまめな報告をしているかしていないかで、失敗したときに詐欺師呼ばわりされたり、訴えられるリスクが180度変わってきます。



定期的な報告をする事のメリット


経営をしていると、このままではやばいかも。という場面は必ずあります。

調子が良くないから報告しづらいなという感情が出てきますが、実はそんな時こそ報告するべきなのです。


・信用が高まる

・手助けしてもらえる可能性がある

・打開案や顧客の紹介をしてもらえる可能性がある

・お金を出している人が経過がわかるので安心する

・問題の解決につながる

・成長するきっかけになる

などのメリットがあります。


例えば銀行からお金を借りていた場合、借りるときだけ頭を下げにきて融資が出たら報告もない経営者に、今のコロナのような状況でお金がないと泣きつかれても貸しずらいと思いませんか?

逆に普段から「今月はこうでした。」と報告してくれる経営者になら、あなたになら融資しますので乗り越えましょう。と信用してもらいやすいです。


もし自分が資産運用で投資しているとしたら、毎月運用結果の報告をくれる会社の方が安心しませんか?

運用先や運用結果を出せない会社なんて信用できませんよね。



報告をしているとどうなるか


特に外資系のベンチャーキャピタルなどの投資会社や投資家にとって、投資の目的は資本を元に高い利益を得る事が一番で儲けることが全て。というイメージがありますよね。

レオナルド・ディカプリオが主演の映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」という作品が、まさに証券会社の本当の姿と聞いたこともあります。



ところがオリ・ブラフマンとロム・ブラフマン兄弟の研究によるとこんな結果がでています。

【ベンチャーキャピタルの投資の仕方や投資先経営陣との関係についての調査】

起業家や経営戦略に対する、投資会社の信頼度や指示度を決める主な要因は、起業家からの報告の量や頻度であることがわかりました。

起業家が常に最新情報を報告しようという姿勢をみせていると、最終的な損益がどうなろうともほとんど関係がなくなった。

もし損が出たとしても投資会社は最善とは言えない決断をする可能性がある。

という結果でした。


➡️つまり、報告をちゃんとしていて人間関係ができていれば、損益がマイナスだったとしても追加の融資がでたり、おとがめがなかった。ということです。


こんな実例もあります。

【医療ミスで被害を受けた患者へのインタビューの結果】

医者や病院に対して訴えを起こすと答えた人の理由は、

・手術の決断を急かされた。

・自分の意見は無視された。

・医者からぞんざいな扱いを受けた。

という感情があるひとだった。


逆に医療ミスの被害にあったが、訴訟を起こさないという人たちは

・自分は公平に扱われた。

・医者は最善を尽くしてくれた。

と信頼関係ができている人だった。深刻な被害だったとしてもです。

➡️しっかりと向き合って対応し、信頼関係を築くことができれば、恨みを買うことはない。ということです。



まとめ


出資を受けている人は、出資者に対し真摯に向き合い、報告をする。

信頼関係ができていれば、なにか起こったとしても最悪の事態にならなくてすむ。ということです。

事業がうまくいくことが一番いいことですが、今の時代、大企業でも潰れる可能性があります。

私も気をつけなければいけません。

うまく乗り越えていける経営者になれるよう一緒に頑張っていきましょう。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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