妊娠中に読んだ本2
つづきです。
その他、読み物系
著者は「らくちん授乳BOOK」と同じ小児科医の森戸やすみ先生。育児の迷信や、小さな不安に答えてくれる内容。個々の疑問はネットできちんと調べればわかる事かもしれないけれど、1冊にまとまっていると探しやすくて便利かも。
◆父親の科学―見直される男親の子育て
我が家では出産と同時に夫がまとまった期間の育休を取得する。夫の育児参加と妻の愛情曲線は話題になったりするけど、子どもへの直接の影響はどうなのだろうと思っていたところ見つけた本。
育児に関わる父親は、子どもと接することでホルモンの発生や脳内の活性化などの変化が見られる。子どもも成長後の問題行動が減るなど、社会的に有益な影響があるそう。夫のマルチタスク能力も少し上がってくれると嬉しいのだが…。
◆なるほど! 赤ちゃん学―ここまでわかった赤ちゃんの不思議―
乳幼児の認知や発達に関する研究をまとめた内容。研究結果もさることながら、言葉を理解できない赤ちゃんに工夫を凝らして実験している様子が面白い。赤ちゃんはけっこう飽きっぽいらしいので、こちらもそのつもりで臨まねば。
エッセイ
妊娠中ってこんなに気持ちのアップダウンがあるものか、とやや引きつつ読んでしまった。でもこれは川上さんの筆致によるところが大きいのでしょう。夜間授乳にネガティブな気持ちしか持っていなかったけど、長い人生の中でほんの一瞬しか経験できないと思えば少し楽しみにも思えてくる。
産後メンタルや慣れない育児のつらさが生々しく描かれているけど、ゆるめの絵柄なので暗くなりすぎずに読める。作者と同じくヅカオタなのですが、私も正期産に入る直前にムラ観劇するつもりだった(チケ難により断念)。
以上です。どなたかの参考になれば嬉しいです。
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